2018年1月末でのブランド終了を発表したSWIMMER(スイマー)。そんなSWIMMERの名品を、年代別・デザイナー別にご紹介していきます! 目前に迫ってきているブランド終了を、”かわいい”のエネルギーをたっぷり充電して迎えましょう。
第1回は、ブランド発足間もない時期の名品たちをご紹介。80~90年代に思春期を過ごした人にとっては懐かしく、下の世代にとってはかなり意外な品物もあるかもしれません。
■誕生したばかりの頃のSWIMMER
株式会社白鳳が運営していた雑貨のセレクトショップ「COQUIN」のオリジナル商品ブランドとして誕生したSWIMMER。
元々陶器の輸入雑貨を多く取り扱っていたので、ブランド創成期はその影響が色濃く出たラインナップでした。アトマイザーや灰皿(!)など、近年では見られない大人向けなアイテムが充実していたのも、この時期の特徴かもしれません。
こちらは珍しい陶器製のピルケース!
陶器の取り扱いノウハウが活きた商品でした。
花のモチーフを立体的に形作った装飾は、今でこそよく見かけるものになりましたが、当時としては画期的なものだったんだとか。
こちらも陶器製のアトマイザー。化粧品ブランドの新作商品と並んでも遜色ないデザインですが、今から約30年前の商品!
看板デザイナーのひづめみか~るさんによるブランド初の柄物。
当時社長さんから海外の絵本などの書籍を参考資料として渡され、その中にあったベトナム戦争についての記述からインスピレーションを得て生み出されたものなんだとか。そのため、よく見ると英字部分には反戦のメッセージが込められています。
こちらの柄はその後、お財布やボストンバッグなど、さまざまな商品に転用されていったので、記憶に残っている人も多いかもしれません。
こちらは陶器の灰皿。SWIMMERに対してティーン向けな印象のある人には意外かもしれませんが、以前のインタビューで「デザインの面で年齢を意識することはない」という言葉があったように、必ずしも子供たちだけに向けたブランドではないのです。
以上、色褪せない魅力の詰まったSWIMMER創成期の品物の一部をご紹介しました。
全編をまとめた記事はCanCam2018年2月号本誌にて! SWIMMER最後のグッズとなるコラボトートバッグもついてきます。
★SWIMMER(スイマー)最後のグッズはCanCamコラボトートバッグ!本誌にメッセージも
明日の第2回ではアラサー・20代には懐かしい「レトロポップ」な時期のSWIMMERグッズたちをご紹介します♪(霧崎まい)
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