突然ですが、皆さんは「乳がん検診」していますか? 満40歳になると国から「乳がん検診無料クーポン」が配布されます。でもその前に、自己負担でも検診を受けたいところですよね。
ドコモ・ヘルスケアのサービス「イルイル®」利用者と、乳がん患者・ピンクリボン団体などの会員のうち、乳がんを罹患された女性160人に「乳がんについて」調査。ちなみに10月はピンクリボン月間なんです。
まずは一番気になる質問から。
■乳がんに気づいたきっかけはなんですか?
1位 「セルフチェック」40%
2位 「マンモグラフィ検査」37%
3位 「超音波検査」19%
4位 「視触診」14%
乳がんへの意識がないとなかなか自分の胸を触る機会がないと思いますが、乳がん経験者の気づいたきっかけ1位は「セルフチェック」となりました。僅差で2位は「マンモグラフィ検査」、3位は「超音波検査」となりました。
検査はまず「視触診」して、「超音波検査」へと進むことが多いと思います。そこで何もなければ検査は終わりますが、何か不審な点が見つかれば「マンモグラフィ検査」へと移ることが多いんだそう。病院ではこの段階を踏んで、精密な検査をしていきますが、それよりも一番に発見できるのは「セルフチェック」だそう。
では実際のところ、乳がん検診はどのくらいの頻度で行けば発見されるのでしょうか。早期発見者(ステージ0、ステージ1の方)に聞いてみました。
■あなたが乳がんと診断される前における、乳がん検診の受診頻度は?
1位 「年1回」37%
2位 「2年に1回」16%
3位 「数年に1回」13%
約4割の方が「年1回」と回答。私の友達にも忘れないようにと、自分の誕生月に検診を受けている人がいます。そして2位の「2年に1回」は厚生労働省も推奨している間隔です。
中には「年に2回以上」という方が3%いたり、「セルフチェックのみ」という方が7%いたりと受診への意識は人それぞれのよう。
いかがでしたか? 乳がん経験者のリアルな声は響きますよね。日頃から「セルフチェック」をしつつ、「年1回」の乳がん検診を受けることは女性にとって大切な事。体に異変がないと、どうしても時間のかかる検診をおろそかにしがちですが、まずは自分でもできる「セルフチェック」から始めてみるのが「乳がん検診」への意識を高めるコツかもしれませんね。(あおいあん)
情報提供元:ドコモ・ヘルスケア
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