超簡単!プロに教わる「本当に美味しい水出し緑茶」の作り方

【簡単派もこだわり派も!プロに教わる「本当に美味しい水出し緑茶」の作り方】


平安時代から飲まれている日本茶。
おうちで急須を使って淹れて飲む方も、ペットボトルの緑茶を買う方もさまざまいると思いますが、なんやかんや、だいたいの人は月1回以上は飲む機会があるのではないでしょうか。

もちろん熱い緑茶は美味しいけれど、暑い夏は「水出し緑茶」がいいんです♪
水でじっくりと抽出した日本茶は暑くなる季節にぴったり。簡単なのに、グラスに入った水出し緑茶は見ているだけで涼しいし、もちろん飲んでも美味しい。

 

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特にひとり暮らしの方や10~20代の方だと「自分で急須を使ってお茶を淹れる機会はほとんどない……」という方も多いと思いますが、水出し緑茶は「ボトルに水と茶葉を入れて一晩冷やすだけ!」という超簡単な作り方でできちゃうんです。
そんな「水出し緑茶」の作り方を、誰でもできる「簡単編」と「こだわり編」に分けてご紹介します♪

 

【水出し緑茶 簡単な作り方編】

 

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【1】緑茶の茶葉、もしくはパックを用意。
【2】1ℓほどのボトル容器に茶葉(orパック)を20~30g入れます。
【3】水を入れ、冷蔵庫で一晩冷やします。

 

ちょっとした作業自体は1~2分あれば完了!

夜寝る前に作っておけば朝には美味しい水出し緑茶が飲めます。また、「一晩待ってられない!」という方は、だいたい60~90分待てば大丈夫です。

 

これでもじゅうぶん美味しくは作れますが、もっともっとこだわって美味しく作ってみたい……という方のために、京都府緑茶審査技術大会(※五感を使ってお茶の品質の優劣を判定する技術を競う大会。つまりお茶のプロたちが集う大会です)の、第31回・32回で優勝した、京都府京田辺市農政課の渡邊博文さんがおすすめする水出し緑茶の作り方&おすすめ茶葉をご紹介します。

 

【水出し緑茶 こだわりの作り方編】

 

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【1】水出し用茶葉(玉露や煎茶)を準備します。


お茶屋さんで販売されている「水出し用茶葉」のほうが、香りが立ちやすいので美味しく召し上がれます。水出し用茶葉がない……という場合は、普通の茶葉でも大丈夫ですが、香り(焙煎)の強い茶葉がおすすめです。また、茶葉は少し多めのほうが美味しく淹れられます。

【2】茶葉を砕きます。


手で握りつぶしたり、ミルで粗挽きして茶葉を砕いておきましょう。そうすると味が抽出されやすくなり、美味しく仕上がります。
ただ、茶葉が細かい場合は、水に茶葉が出てしまうため、茶こし(アミ)等で漉すほうが見た目は綺麗になります。

【3】お水を準備します。


水道水の場合:煮沸して完全にカルキを飛ばして冷ましたもの。沸騰してから最低10分は火にかけましょう。電気ポット等でお湯を沸かす場合は、何度か再沸騰させてください。

ミネラルウォーターの場合:軟水を準備してください。含有成分が薄い水(比較的値段の安いもの)が適しています。

【4】お水に茶葉を入れます。


500mlの水(常温でも冷水でもお好みで)に対して、約10gの茶葉を入れます。ウォータージャグやペットボトル等に茶葉を直接入れてもいいですし、ティーパック(出汁パック)のようなものを使っても構いません。パックを使う場合は、編み目が細かく、袋自体のサイズが大きいもののほうが茶葉が開きやすいです。

【5】約60~90分待ちます。


好みにもよりますが、60~90分程度が目安です。急ぐ場合や、待っても味や色が薄い場合は容器を振るなどして茶葉を動かしましょう。冷蔵庫で一晩浸けても大丈夫です。*「氷出し」の場合は、冷蔵庫の中で茶葉の上に氷を置き、約12時間かけて抽出します。抽出中に他からのにおいうつりを避けるため、蓋のある容器にしましょう。

【6】茶葉を取り出します。


茶葉を浸けたままにしておくと味が変わるので、希望の味になったら茶葉を取り出しましょう。それぞれの茶葉によって抽出時間や味わいが違うので、その茶葉がいちばん美味しくなる淹れ方を見つけるのも楽しいもの。お水でお茶を抽出すると苦味が出ることはあまりありませんので、気楽に、そして気長に抽出してみてください。
また、水出し茶は氷を入れて飲むことが多いので、比較的濃く抽出したほうが美味しく味わえます。濃すぎた……というときは、氷を入れて調整しましょう。

【おまけ】


「今すぐ冷たいお茶が飲みたい!」というときは、急須で熱湯出し(約30秒)したお茶を、氷を入れたグラスに注いでいただいても、美味しい冷茶が味わえます。

 

【緑茶の栄養素、知ってる?】


日本茶には栄養素がたっぷりと詰まっており、心身の疲れを癒して身体の奥底から元気にしてくれる効果があります。

たくさんの効果がありますが、有名なものだけでもこんなにたくさん。

・ビタミンC…疲れを取り、風邪を予防してくれます。
・ビタミンB1…糖分をエネルギーに変えてくれます。
・タンパク質・アミノ酸…うまみ成分でもあり、中でも「テアニン」は、脳神経の働きを活性化させてくれます。
・カテキン(タンニン)…殺菌や腸の働きを整える作用があり、食中毒を防いだり、ガンや生活習慣病の予防効果があります。

あなどれません、緑茶パワー。

 

【最後に水出しにおすすめの茶葉】


水出し緑茶におすすめの茶葉を聞いてみると、個人の好みになりますが、日本有数の玉露の産地・京田辺市の「祥玉園製茶」の玉露はおすすめとのこと!

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「水出し玉露」(リーフ・100g ¥3,000)は、お茶所・京都で唯一「日本茶鑑定士 茶審査技術 十段位(最高段位)」を保有する祥玉園の茶師・小林裕さんが、茶葉を厳選し、香り高く濃厚な旨味を感じられるように仕上げた水出し専用の玉露です。厳選茶葉を使用しており、淹れ方に左右されず美味しく味わうことができるので、玉露が初めての方も気軽にチャレンジできるそう。

また、ちょっと面白いものとしては「ゴルフ(スポーツ)専用玉露 ティーショットマスター」(1箱ティーバッグ4袋入り    ¥1,500)というものも。これは全国茶品評会・関西茶品評会で最高賞を受賞したお茶の生産家・小林治さんと、茶師・小林裕さんが連携して開発したお茶。玉露に特に多く含まれる成分「テアニン、カフェイン、アルギニン」の効能に着目し、リラックス効果や集中力持続、疲労回復などの効果が期待されます。なんとゴルフのモニタリングの結果では、飲んだときに約80%の人が「スコアが良くなった」と高評価! ゴルフはもちろん、各種スポーツのときに飲みたいお茶です。

 

 

なんだかお茶を飲みたくなってきた……というあなた、善は急げ!
今すぐ茶葉をボトルに入れて冷蔵庫で冷やしておけば、1~2時間後には美味しい水出し緑茶のできあがりです。

簡単に作ってみたい派のあなたは簡単編で、じっくりこだわってみたい派のあなたはこだわり編で、ぜひ水出し緑茶にトライしてみてくださいね♪(後藤香織)

 

★「煎茶」「番茶」「玉露」って何が違うの?意外と知らない緑茶の基本【違いは何!?】

 

※価格はすべて税抜きです。

 

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