プロ料理カメラマンが教える食べ物を美味しそうに撮影するコツ6選

友達との女子会、旅行先での美味しいごはん、恋人との特別なディナー……などなど。食べ物の写真を撮影する機会は何かと多いものです。そして、「SNSやブログに写真をアップするまでが食事です!」と言わんばかりに、ごはん写真を共有するのはもはや日常。日々可愛い写真が撮れるアプリを探し続ける人も多いのでは? そんな迷える子羊のあなたに、『Junkoさんの「ひき肉デコ」レシピ』等で料理撮影を担当している、プロカメラマンの寺岡みゆきさんに、美味しく撮影できる方法を取材してきました。ここではその秘訣を、こっそり教えちゃいます。

 

【1】 とにかく縦に撮る

iPhoneだと縦が通常ですが、デジカメだとついつい横に撮ってしまう人もいるのではないでしょうか? 横に撮ると周りの不要な風景が映り込んでしまう可能性が高いです。縦に撮るだけで、一気にプロっぽくなります。

 

【2】まっすぐに撮る

斜めに撮るとかっこいいのでは……という固定観念もありますが、「直線」を意識して撮るとプロ仕上げになります。例えばテーブルクロスが柄ならその柄に合わせてまっすぐに撮る。お皿をまっすぐに撮る、など、意識すべき「まっすぐ」はたくさんあります。

 

【3】デジカメなら「絞り優先」モード

周囲をぼかすアプリも多々あります。デジカメで「絞り」を優先すると、焦点を当てたところ以外がぼんやりして見えるので、加工しなくてもプロが撮影したようになります。絞りを表す「F」の数値が小さいほど周りはぼんやりしますが、下限のおすすめ数値は2.8です。

 

【4】周囲は、何も入れないかたくさん入れる

一皿を映すなら、そのお皿以外は何も映らないとキレイに見えます。でも、テーブルのスペースは限られています。少しだけフォークが写る、グラスが写る……などよりは、メインのお皿を中心に、グラスや他のお皿も入れると、華やかな一枚になります。

 

【5】本気のときは、白い紙でレフ板効果

冷める心配のない料理や、相手を待たせることに気兼ねない場合は、料理の手前に白い紙などをしくと、レフ板効果で一気に画面が明るくなります。

 

【6】お皿は片方だけを切れさせる

接近して撮ることが多い料理写真。お皿の両端が少しずつ見切れてしまうよりは、片方をすべて映し、もう片方を勢い良く見切れさせる! 料理雑誌を見るとこのテクが使われていること、多いんです。

写真比較

(比較画像。無理に真ん中におさめるより、片方を潔く切ったほうがキレイ!)

 

いかがでしょうか? 私がこのテクニックを実践してみたところ、一気に「プロっぽい!」写真が撮れるようになりました。今日のランチやディナーに、是非試してみてくださいね。(後藤香織)

★本の紹介はコチラ→ 「ひき肉デコ」著者に直撃!デコごはんの奥義3選

ひき肉デコ

教えてくださった寺岡みゆきさん撮影の本

『Junkoさんの「ひき肉デコ」レシピ』Junko/著(小学館/1,100円+税)

ひき肉を使った、簡単可愛い「デコ」レシピが、多数紹介されています!

【あわせて読みたい】

※大事なのは事前準備!アウトレットをさらにお得に活用する7つの方法

※これはモテる!男子100人が選んだ「ぶりっ子ポーズ」10選

※自撮りとセルフメイクの天才・池田エライザの作品とメイクのコツを公開!

※盛れる!若く写る!20代女子おすすめカメラアプリをアラフォーが自分撮りで試してみた

※LINEで既読をつけずにメッセージを読む技3つ公開!