花火大会や夏祭り、今年も浴衣を着て行きたいイベントが目白押し！
でも着方がよくわからないという方のために、浴衣の基本の着方をご紹介します。
人生初、自分で浴衣を着るというCanCam it girlの尾身ちゃんが挑戦！
早速着付けの仕方をコマ送りで見ていきましょう！
【箇条書きでわかりやすい！ひとりでできる浴衣の着付け方】
■準備するもの
・浴衣
・浴衣用の肌着(それに代わるもの)
・腰ひも2本、またはコーリンベルトと伊達締め
・帯板
■浴衣の下には肌着を着る
浴衣の下にはゆかた下や肌襦袢＋裾よけ(タンクトップ＋ペチコートorステテコの代用もOK)を着ておきましょう。ブラジャーはノンワイヤーのものや、ブラトップなど胸のラインが出にくいものを選んでください。タオルを巻いてウエストのくびれをなくしておくのもポイント！
それでは浴衣の着付けをチェック！
①前に引っぱって後ろ裾を持ち上げて着丈を決める
●浴衣をはおったら両袖を引っぱって背中の中心と浴衣の中心を合わせましょう。
●両方の前身頃を片手で持ち、もう片方の手で背中あたりをつまみ、いったん後ろの裾を持ち上げます。
●持ち上げたところから、ゆっくりとお尻に沿わせながら、くるぶしが隠れるくらいまで裾を下ろしていきます。
●下ろすときは裾と地面が平行になるようにするのがポイントです。
②上前(前身頃の左側)の幅を決める
●浴衣はお尻に合わせたまま、上前(前身頃の左側)の端が、右の腰骨に来るように幅を調整します。
●腰から上の背中と浴衣の中心はズレないように、左側の脇線(縫い目)を体の真横に合わせるのがポイント。
③下前(前見頃の右側)を左に巻き込む
●上前を一度開き、下前を体に沿わせてゆっくり巻き込みます。
●下前の褄先(裾の角)は地面から15cmほど上に上げると美しく！
④上前を重ねる
●②で決めた幅の通り、上前を重ねていきます。
●上前の褄先は地面から10㎝ほど上げるのがポイント。
●この状態を左手でキープします。
⑤空いている右手で腰ひもをあてる。このときにできる「たるみ」がおはしょりの元！
●右腰骨の少しうえ(おへそを通るあたり)で、腰ひもの長さ半分のところをあてます。
(長さ半分のところを腰骨に合わせると、結び目が横にきて、ぽっこりお腹防止に！)
⑥腰ひもは後ろで交差させて、右側の腰骨の少し上で結ぶ。
●腰ひもを左の腰骨まで持っていき、後ろ(腰上の背中がへこんでいるあたり)で交差をさせます。
●丈がズルズル下がらないように、一度ギュッと締め、2度からげてから右腰骨のあたりで結びます。
●余ったひもは結び目は表に影響が出ないようにしましょう。
⑦後ろのおはしょりを整える
●両方の身八つ口(脇のあたりの穴)から手を入れます。
●両手の甲を背中につけた状態から下に向かってなでおろし、左右にスライドしてシワを伸ばします。
⑧前のおはしょりを整える
●両方の身八つから手を入れて、前のおはしょりに手を入れます。
●お腹に手をあてた状態から下に向かってなでおろし、後ろと同様に左右に動かして整えます。
⑨衣紋を抜く(＝首の後ろと襟の開き具合の調整)
●片手で両手の襟先を持ち、もう一方の手で腰骨の少し上あたりの背縫い(背中の縫い目)を持ちます。
●真っ直ぐ前を向き、背縫いを持った手を下げ、首と襟の開きを調整します。
●首と襟の間にこぶし一個分入るくらいが目安です。
⑩襟を合わせる
●身八つ口から左手を入れ、下前の襟を持ち、右手で上前の襟を持ちます。
●左右に引いて、のどのくぼみのところで襟を合わせます。
⑪襟合わせを固定するために腰ひもを結ぶorコーリンベルトをつける
【腰ひもを使う場合】
●下を向きすぎると襟が浮いてしまうので注意。
●胸下(おへその5㎝上を通るように）に、腰ひもの長さ半分のところをあてます。
●後ろで交差させ、結び目は左右どちらかになるように結びます。
●余った部分は紐にはさみこみましょう。
【コーリンベルトを使う場合】
●左の身八つ口から手を入れ、下前の襟にコーリンベルトの片方をつけます。
●左の身八つ口から出し、上前の襟にベルトの反対側をつける。
⑫片方ずつ背中のしわをとる
●腰ひも・コーリンベルトどちらの場合も同様に、指を腰ひもに挟み、背中のしわやたるみを両脇に流します。片方ずつ行いましょう。
⑬コーリンベルトを使う場合のみ、最後に伊達締めを締める
●まず、バストトップから下ろすようにして、伊達締めの下線がおへそを通るようにあてる。
●伊達締めを前に持ってきたらからげる。表に結び目が響かないようにからげましょう。
浴衣の着付けはこれで完成！
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