ヘルシーなオレンジメイクの作り方【ヘア&メイクBEFORE→AFTER】
『CanCam』で連載している「月刊 CanCam it girl」。新メンバーに選ばれた読者モデルを、プロのヘアメイクによる華麗なテクニックで変身させちゃいます!
今回ヘアメイクを担当するのは、ファッション誌を中心に人気モデルや女優からオファーが絶えないヘア&メイクアップアーティスト甲斐美穂さん。メイクテクニックや誌面では紹介しきれなかった詳しいプロセスをご紹介します♪
【Before】
今回変身するのは林恵梛さん(24歳)。大学までアメリカ、韓国で過ごし多国語を話せる、美食巡りが趣味の超アクティブガール! コスメやフレグランスが大好きで、セフォラでのお気に入りはBECCAやジョルジオアルマーニビューティだそう。
そんな彼女を変身させるとしたら?「普段はピンク系のメイクが多いとのことですが、彼女のヘルシーな肌色を生かすならフレッシュなオレンジが似合うはず」(甲斐さん)
ヘルシーに仕上げてくれるオレンジメイクの作り方をチェック!
使用するアイテムはこの3つ!
STEP① 目頭にゴールドアイシャドウをいれる
小指にAのアイシャドウをちょこっと取り、目頭にオン。
STEP② オレンジリップを直塗り
マットな質感をきれいに出すためにリップは直塗り。肌色がワントーン明るく見える彩度高めなBのオレンジリップをチョイス。
「くすみオレンジを選ぶことで肌から浮いてしまうこともなく、ヘルシーな小麦肌にもマッチ。リップをツヤツヤにしてしまうとコンサバ感のある印象になってしまうので、質感はマットをチョイスして!」(甲斐さん)
STEP③ チークを入れる
Cのチークを横長にいれる。
「ベージュレッドは肌馴染みもいい万能カラー。血色感もプラスしてくれるし、ヘルシーな肌色の彼女の頬にはオレンジっぽく発色するので変に浮いてしまうこともないですよ」(甲斐さん)
【After】
ーメイクのポイントは?
「普段はピンクメイクが多いとのことでしたが、ヘルシーな彼女の肌色にはオレンジがベストマッチです。リップはツヤっぽくしすぎるとコンサバっぽくなってしまうので、抜け感をつくるためにもマットに。ミルキーオレンジにマットなベージュのアイシャドウをのせてもかわいいですよ。さらに、ジューシーな血色感のある肌にするには、チークの選び方もポイント。ベージュレッドって、一見難しそうな色ですが、肌の上にのせるとオレンジ寄りに発色するので今回のメイクとのバランスもGOOD。色白さんが赤チークを使う場合、かえって発色しすぎてしまうのでチークをのせる前にブロンザーを仕込んだり、ハイライトをいれると綺麗に馴染みますよ。ぜひ試してみて!」(甲斐さん)
ー今回の変身メイクはどうだった?
「オレンジは浮いちゃうイメージがあって普段避けていましたが、まさかこんなに似合うなんて! この機会をきっかけに、オレンジメイクも挑戦してみたいです。アップヘアもジムに行く時くらいでしたが、ヘアアレンジでメイクの印象も変わりそうなので、これからはヘアアレンジもいろいろ工夫してみたいと思いました」(林さん)
2020年3月号「月刊 CanCam it girl」より
★カラーメイクまとめ|オレンジ、紫、赤!パーソナルカラーで自分に似合う色をみつけよう。