朝の「もう帰りたい」を軽減!満員電車のストレスを緩和する方法8選

朝の「もう帰りたい」を軽減!満員電車のストレスを緩和する方法

毎日の通勤、大変ですよね。とくに満員電車によるストレス、耐えがたいと感じる人がほとんどなんじゃないでしょうか?

職場に到着する前から、もう帰りたくなっちゃう……。そんなあなたに贈る「満員電車でのストレスを緩和する」とっておきの方法8つをまとめてみました。早速ご紹介しましょう。

1.通勤の時間をずらす

いちばん理想的なのは、混んでいる電車に乗らないこと。そのためにできる現実的な手段は「早起きして混む前の電車に乗ること」です。

そんなこと言っても朝は苦手で……と感じるかもしれません。でも、満員電車での圧迫感、無礼な人とも強制的に触れ合うあの不快感を思い出してください。たった1時間の早起きで、その嫌な感覚から毎朝解放されるとしたら、どうですか?

そう、ずらす時間はたった30分〜1時間程度です。ほとんどの場合、それだけでもぎゅうぎゅう詰めのピークからは逃れることができます。職場の最寄り駅に着いたら、カフェでのんびり読書でもして過ごしましょう。仕事が忙しいときは、残業する代わりに朝働く「早業」に切り替えることもできますよ。


2.奥か、手前か…ポジションを決めて狙う

満員電車ではポジショニングが重要です。ドア付近や奥の方など、各ポジションにメリット・デメリットがあります。例えば……

◆ドア付近

(メリット)人と密着しない面を確保できる。
(デメリット)人の出入りが激しくポジションが変化しやすい。

 

◆奥の方

(メリット)比較的空いていることが多い。
(デメリット)人に四方を囲まれ密着しやすい。

また、車両によっても混み具合は異なります。

 

◆混みやすい車両

ターミナル駅の出口付近、階段の近く、ホームの中心寄りなど。

 

◆空きやすい車両

出口や階段から遠い場所、階段の裏側、ホームの端っこなど。

 

少しでも空いている場所、自分にとって最もストレスの少ない場所はどこかを日頃から観察し、乗車前から狙いを定めておきましょう。


3.すぐ降りる人を覚える

これは、ひそかに実践している達人も多い裏ワザ。通勤電車はみんな定刻めざして乗るため、見慣れたいつもの顔ぶれが揃いがちですよね。その中で「いつも座っていて、数駅ですぐ降りる」人を覚えておくと、座席確保がしやすいのです。

顔ではなく、制服を目印にするのも一手。たとえば、高校生です。途中の駅に高校があれば、そこの制服を着た学生たちは一斉に降りますよね。通勤電車で通い慣れた歴戦の猛者たちは、そんな学生たちが座っているのを見つけるとすぐさま正面に陣取り、彼らが降りた後の座席を悠々と確保したりします。


4.並ぶなら列の最前or最後尾

ホームで電車を待つときは、列の一番前か、または最後尾を狙いましょう。

一番前にいれば自分の思い通りのポジションを確保しやすいです。時間に余裕があるならば1本待ってでも最前を確保する価値があります。

逆に一番後ろに並ぶのは、ドアのすぐそばに乗り込むことができるため。とくに背の低い女性などは、奥へ入ってしまうと人の身体に押しつぶされて呼吸すらままならないことも多いですよね。一番最後に乗り込みドアの方を向いて立てば、少なくとも酸素は確保できます。


5.乗車駅を変える

朝のラッシュは、乗車駅がたった1駅ずれるだけで混雑具合が大きく変わったりします。

もしあなたの最寄りの駅から人がどっと乗り込んでくるようなら、家から1つ手前の駅まで歩いていき、そこから乗車する……ということも一度考えてみましょう。ポジショニングが格段にしやすくなるほか、場合によっては座って通勤できるようになるかも!


6.持ち物・コンディションを整える

満員電車は、いわば現代の戦場です。戦場で生き残るためには、万全の装備が不可欠ですよね。

あなたの持ち物は、電車通勤に向いていますか? 重すぎるカバンや細いハイヒールを無防備に選んでいませんか? ぜひ一刻も早く、

・軽いカバン
・動きやすい靴
・マスク(菌だけでなく、不快な匂いを軽減できます)
・イヤホン(不快な音をシャットアウトできます)

といった装備に切り替えましょう!

また、睡眠不足や空腹・満腹は、満員電車で気分を悪くする一因です。夜は早く、ぐっすり眠って疲れをとり、朝食はきちんと(ただし軽めに)とり、コンディションを整えて戦場に臨みましょう!


7.乗車中は「気をそらすこと」が至上目標

耳元で響くうるさい会話、前の人がスマホを触るたびにぶつかるカバン、寄りかかってくる他人の背中……。満員電車のストレスは、避けても避けても発生します。まともには回避しきれません。

その空間から逃げ出すことができないのなら、全身全霊で「自分の気をそらす」ことに集中しましょう。

  • 本を読む(軽くて小さな文庫本がおすすめです)
  • イヤホンで音楽を聞く
  • 目を閉じて瞑想にチャレンジする(ここで邪念を消せたら確実に強くなれそう!)
  • 目をつぶって「景色のきれいな場所にいる」と想像する(これが意外と効果的です)

などなど、スマホをいじるよりもさらに集中できる方法があるはず。集中しすぎて乗り過ごさないようにご注意を!


8.降りたら一息入れる

満員電車をようやく降りても、駅のホームや改札口はまた人、人、人のごった返し……。もう、うんざり。

そんなときは、混雑を避けてちょっと一息つきましょう。ホームの自販機で缶コーヒーを買って飲んだり、トイレに行ったり。他の人と少しだけ時間をずらすことで、人が減り歩きやすくなった駅構内をゆったりした気持ちで移動できます。

ストレスは、蓄積すればするほど心から取り除きにくくなっていきます。溜め込む前に缶コーヒーでちょっと解消するだけでも、モチベーションや疲れ具合は大きく変わってくるはずです。


【まとめ】

毎日のストレスは、全力で防ぎ、こまめに回復することが大事! 通勤のストレスが減るだけで、心身ともに疲労が軽くなります。できる限り全力の工夫で防ぎ、溜め込む前にこまめにちょこちょこ回復していきましょう!(豊島オリカ)