素の小澤廉が98%!「あとの2%はセクシーゾーンが見えていないだけ」

┃がむしゃらに駆け抜けた2016年の“初体験”2つとは?

WI 2016年ももう終わりを迎えますが、振り返ってどんな1年でしたか?

小澤 がむしゃらに駆け抜けた、突っ走った1年かな。いま僕がやってることが正解なのかとか考えずに、マネージャーを信じて、マネージャーが絶対正しい方向に導いてくれてると思いながら、目の前にある仕事を一生懸命頑張った1年でした。前の年と比べると、とてつもなく休みは少なかったけど、この仕事で休みが少ないことは喜ばしいことだし、限界がきそうなところで必ずマネージャーが1日オフを作ってくれるんです。上手いなって(笑)。僕は、周りの人たちがいなかったら、この仕事をすぐに辞めていると思います。周囲の支えがありつつ、間違いながらも突っ走ってる。そんな感じでいまを生きています。それと、心から気を許せる仲間と仕事ができたこと。地元の友だちって小さい頃から一緒だから、めったなことで裏切られることはないと思うんです。絶対的な味方っていうのかな。でも仕事で知り合う人って、妬みとか負の感情があるとなかなか気を許せる関係にはなれないから……。でも『ダイヤのA』のカンパニーで出会った人たちは、本当に気を許せる仲間になれました。小澤廉が気を許せる人たちに出会えたのは初体験でしたね。

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WI プライベートでは何か変化はありましたか?

小澤 プライベートがなかったからなぁ……あ、あります。本を読むようになりました。僕、しゃべることがすごく苦手で、プライベートでは無口なタイプだからしゃべる機会も少なくて、インタビューとかで話をすると文脈がバラバラになっちゃうんです。自分で何を言ってるのかも分からなくなっちゃうし、スタッフにそこを指摘されたので、まずは本を読んで、文脈を頭の中で組み立てられるようになろうと思ったんです。でも、自己啓発本はすぐ読むのを止めてしまうから(笑)、難しい本じゃなくて、まずは恋愛モノから始めようと思って。恋愛小説を読んでみたら「面白いじゃん!」って、一時すごくハマってました。いまは忙しくて読めてないけど、本をちゃんと読み切れるようになったのは小澤的には初体験です(笑)。

 

WI 特に面白かった本があれば教えてもらえますか?

小澤 僕が好きなのは、ちょっとファンタジーが入ってるような恋愛小説。よく読んでいた時期は、書店に並べられてる“おすすめ”から表紙とストーリーを見て、一気に10冊くらい買いました。その中の一冊が『僕は今日、昨日のきみとデートする』(七月隆文 著)という小説です。福士蒼汰くんと小松菜奈ちゃんのキャストで映画化するって聞いた時、すごく楽しみだなと思ったのと、本音を言えば「僕も演じたかったな」という気持ちもありましたけど(笑)。あとは『君の膵臓をたべたい』(住野よる 著)。タイトルだけ見て「グロテスクな題名だな」と思ったけど、読み終わったら、そのタイトルだけで涙がうるうるしてきちゃうぐらい、すごくよかった! 本当におすすめです。

 

┃ニット姿の女性に「色気を感じる」。“絶対領域”が「すこぶる好き」

WI 女性の好きな冬ファッションはありますか?

小澤 ニットがいいですね。ボディラインが分かるのが好きです(笑)。女性にしか出せない色気みたいなのを感じるっていうか…。あと、生脚も好きです(笑)。

 

WI 世の男性が「好き」とされるものからもれませんね(笑)。部屋着でも短パンがいい派だったりしますか?

小澤 いいですね(笑)。僕、いわゆる“絶対領域”が、すこぶる好きなんです。「ニーハイって苦手」とかいう男もいるけど、わかってない! 正直、ニーハイはどうでもよくて、絶対領域のためにニーハイがあるんだよ!って。そこは熱く語っておきたい(笑)。あ、肩見せ……オフショルも好きです(笑)。

 

WI では今後、小澤さんのイベントには、そういう格好でファンの方に来ていただけるといいですね(笑)。2017年は、どんな1年にしたいですか?

小澤 2016年は、たくさんの作品に出演が決まって、そのたびに「すごいね!」と言って応援してくださるみなさんがいたのですが、2017年は、その応援してくださったみなさんや注目してくださったみなさん、まだ僕のことを知らない、興味のない方すべてを、いい意味でビックリさせられることをしたいです。椅子から転げ落ちるぐらい、すごいことをして驚かせたい。その一発目が『月刊 小澤廉×小林裕和』です。「小澤廉の裸ヤバイ!」と思ってもらうのでもいいんです(笑)。みなさんを驚かせる仕事ができるように頑張ります!

 

<カメラマン・小林裕和さんから見た「小澤廉」の魅力とは──>
「僕はファーストインプレッションで撮影することが多いのですが、彼はリテイクを重ねるごとに、どんどん集中力も気迫も上げて応えてくれるので、俳優としてのポテンシャルの高さを感じました。大平太鼓を叩くシーンでも、太鼓初体験ながらコーチの指導でみるみる内に力強く太鼓を打てるようになる彼を見て、役者としても、身体能力を見ても凄みを感じることが多かったです」(小林裕和)

小澤廉さんのインタビューは後半へ。次回、子ども時代の“魔の木曜日”の話から、「2.5次元俳優」と呼ばれることについて聞いてみました。

(撮影/小林裕和、取材・文/さとう のりこ)

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『月刊 小澤廉×小林裕和』2017年2月23日(木)発売
(A4 サイズ・80ページ/¥3,024 税込)

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