引っ越しの際はチェック！お部屋の「ご近所環境」チェックポイント

進学や就職など、新生活への準備を始める人が増え始める季節。引っ越しを考える人も多いですよね。大切な新居、あなたはどんな基準で選びますか？

家賃や間取りはもちろんですが、意外と重要なのは新居周辺の「お土地柄」。
都会で気ままに過ごしたいのか、自然豊かなエリアで人と関わりたいのか。お洒落度から治安関係まで、お土地柄は住まいの大事な要素です。

そこでWoman Insight編集部では、女性のための「お土地柄チェックポイント」を徹底調査。お部屋を下見するときに同時にチェックできる、重要なポイントをまとめました。

間取りだけじゃなくご近所の雰囲気もチェックすることで、新居の過ごしやすさはグンとアップするはず。

◆引っ越しの際はチェック！お部屋の「ご近所環境」チェックポイント

ポイントは4つ。早速見ていきましょう！

◆チェック1「基本中の基本。日常生活に便利？」

まずは基本から。通勤や食事、日用品のお買い物に便利な場所かどうかをチェックしていきましょう。

最寄り駅からお部屋まで歩いてみながら、

・実際の所要時間（信号や踏切待ちを含める）
・コンビニの有無
・早朝や深夜に営業しているお店の有無

などを確認します。

社会人にとって、スーパーや商店街がだいたい何時から何時まで開いているのかは重要です。24時間営業のコンビニがあれば安心。コンビニでは、ATMの利用や公共料金の支払い、宅配物の受け取りなどの用事も済ませられます。

他にも、

・病院
・銀行
・郵便局
・図書館
・役所

など、急な用事で行くであろう施設が近くにあると便利です。

◆チェック2「治安は良い？悪い？」

とくに女性にとって、住まい周辺の治安の良し悪しは大切です。見分け方の目安を知っておきましょう。

治安があまり良くない地域に見られがちな傾向は、

・道路が汚い（ゴミや放置自転車など）
・落書きが多い
・繁華街や歓楽街が近い
・道が暗い、街灯が少ない

など。できれば引っ越す前に夜にも現地に行き、駅から家までの周辺を歩いてみて、「怖い」と感じるなら避けた方が良いでしょう。

ちなみに治安が良いエリアの傾向としては

・小学校や保育施設が多い
・ご近所同士の繋がりがある
・駅の周りや道が綺麗
・夜も比較的明るい

などが挙げられます。小学校の周辺などは、犯罪に対して保護者の目が光っていることが多く、防犯面でもメリットと言えるかもしれません。

◆チェック3「気になる人間関係」

引っ越し先で、「自由で気ままな一人暮らしをしたかったのに、お祭や行事でご近所づきあいが多く疲れた」という人。
一方、「田舎ではみんな顔見知りだったけど、都会での一人暮らしは誰にも頼れなくて心細い」という人。

人間関係に求めるものも、ご近所の雰囲気も多種多様です。引っ越し先のエリアの空気は引っ越すまでなかなか分かりませんが、下見のときに少しでも掴んでおきましょう。

具体的なチェックポイントは、

・古くからある家が多いか、新興住宅地か
・通行人の年齢や服装
・通行人同士の挨拶
・個人商店が繁盛しているか
・地域の掲示板に貼ってある掲示物の内容（街の雰囲気が掴めます）

など。

子どもが多ければファミリー層が多く、高齢者が多ければ昔からの居住者が多い傾向があります。これだけでもだいぶエリアの雰囲気が掴めます。
また街に顔見知りが多そうだったり、八百屋や肉屋などの個人商店が賑わっている、掲示板などで小さなお祭りや催しものが盛んそうな気配がする……といった場合は、比較的ご近所同士の繋がりが深いケースが多いです。人情深いお土地柄なら一人暮らしでも繋がりやすいものですし、何かと安心できるでしょう。

逆に「あまり人付き合いしたくない」という人は、単身者の多いエリアを狙いましょう。通行人の年齢や服装が自分と近く、新しいマンションやアパートが多い整然とした雰囲気なら、ご近所づきあいに疲弊する可能性は少ないかもしれません。

◆チェック4「心地よく休日を過ごせるか？」