コートコンシェルジュの神に聞く、今年の本命コートの選び方

今年はコートが大充実! ファッション業界では「今年はコートの当たり年」とささやかれるほど、とにかくコートのバリエーションが豊富なのだそう。選択肢がありすぎて、もう何を買えばいいのかわからない……。 『Oggi』12月号では、そんな迷える子羊たちを救う大特集を実施。われらがOggiスタイリスト陣がコートコンシェルジュに扮して、働く女性のワガママな要望に応えた旬コートを解説しています。そのなかの一人、望月律子コンシェルジュが選ぶ今年の運命のコートの選び方をご紹介します!

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■働く女性からの圧倒的支持! 望月律子コンシェルジュ一押しのキーワードとは?

 

コート自体にデザインの幅がある今シーズン。『ベーシックカラー×旬デザイン』の相性を見極めたい

「すでに持っているラインナップを考えて今年買う“色”から決める、という方も多いと思います。“黒のコートは持っているから今年はグレーが欲しい”というように。じゃあ、グレーでどんな形が今っぽいのか? ということが次なる課題となってきます。そこで考えたいのが、コートの色とデザインのコンビネーション。たとえば、黒ならダッフルが大人っぽくて新鮮ですし、グレーならチェスターがマニッシュで今どき。ベーシックカラー×今年らしいデザイン、その正しい組み合わせがわかれば、必然的に自分が必要としているコートが見えてくるはずです」(望月さん)

なるほど……。じゃあ、具体的にどんなカラーとデザインがいいのでしょうか?

 

■旬デザインで選び抜くベーシックカラーコート8つ

 

グレーを買うなら・・・ドロップショルダーコート、チェスターコート

シックでいて抜けもある、重量感が程よいグレーは、ボリュームに特徴のあるコートでもバランスがとりやすいところがエライところ! オーバー気味のドロップショルダーも、シャキッと細身のチェスターも、どちらも洗練された印象に着られます!

黒を買うなら・・・ダッフルコート、レザーMIXコート

今季の黒は、今までとは違います! 「ただ使える」だけでなく、旬のモード感を表現する最高の色にランクアップ。当然形もモードを意識して選ぶのが正解です。たとえばコレクションブランドも注目しているダッフルコートや、ほかのウールコートにはないキレのよさをたたえたレザーMIXコートなどがオススメ。

ネイビーを買うなら・・・Wフェースコート、ノーカラーコート

この冬のネイビーは青みが少なく落ち着いた色味が多いのが特徴。その雰囲気に合わせ、デザインもエレガントなものが好印象です。リッチなWフェースや、クラシカルなノーカラーはその筆頭。ネイビーという色がもつ若々しさで、老けずに大人っぽく着られるはずです。

ベージュを買うなら・・・ムートンコート、ピーコート

ベージュのトレンドは、黄みや赤みがおさえられたニュアンストーン。ともすると大人っぽくなりすぎてしまうこの色は、ムートンやピーコートなどほんのりカジュアル感のあるデザインが最適。

間違いのないコート選びの鉄則がわかりました。もうこれで、コート難民からはおさらばです! Oggi12月号は佐々木希さんがコートを着こなす表紙が目印です。本命コートとの出会いがうまくゆき、あわよくば素敵な運命の人とも出会えますように!(田坂錦史郎)

Oggi2013年12月号表紙

(『Oggi』2013年12月号)

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