汐月しゅう×藤岡沙也香×石井美絵子×高橋果鈴、“外部太陽系セーラー4戦士”は「人見知り」?

┃4人のキャラクターは?リアルアイドル・高橋さんは「みんなのアイドル」

Woman Insight編集部(以下、WI) セーラームーンのミュージカルをすでに観ている方やセーラームーンを知っている方はすでに周知のことかと思いますが、みなさんそれぞれの役どころと、ご自身で思うキャラクターの魅力を教えてもらえますか?

石井美絵子さん(以下、石井) 私が演じるプルートは、この4人の中では最初に登場しますが、物語が進むと同時に立ち位置が少しずつ変わってくるキャラクターです。セーラームーンをはじめとするセーラー5戦士はまとまって戦うスタイルですが、私は最初、ひとりで時空の門番をして孤独に戦っていて、ウラヌスとネプチューンも同じ役割。私たちは個々で戦うという共通点があるんです。でも今回は個々に戦っていたメンバーが集結して、セーラー5戦士とともにプリンセスとプリンスを守る、地球と月を守るというストーリーになっています。キャラクター的には、“お母さん的”存在。でもプライベートではそんなことなくて……自由、かな?(笑)

藤岡沙也香さん(以下、藤岡) みちる(ネプチューン)は、いつもはるか(ウラヌス)と一緒にいるキャラクターではありますが、私が思うに、本当にみちるは芯が強くて、気品ある女性。この二人でいる時のバランスとしては、はるかの方が男性的で強い感じに見えるけれど、中身は意外と、みちるの方が強いかもしれないっていうキャラクターかなと思います。

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汐月しゅうさん(以下、汐月) 沙也香は、オフは“嘘みたいなツンデレ”です(笑)。私が演じているはるかは、変身前と後でギャップがある役だなと思います。ウラヌスの時は力も強そうで、リーダーシップもとって特攻していくし、そうしなくちゃと思って頑張ってるんですけど、はるかちゃんの時はわがままだし、卑屈なこともすぐ言う(笑)。みんながいないところで弱音を吐いたりもするので、そういうところはみちるに支えてもらってるかなと思います。

藤岡 プライベートのしゅうさんは、“ポワポワ”してます(笑)。でも、計画をすることがすごく上手だし、早い! この前も「BBQに行きたいな」って私が言ったら、パッと調べてくれて、「いつにする?」みたいな。いろんなことを計画したり、調べたりするのが上手なんです。

汐月 ……って、最近すごく言われるんですけど、「そこ行きたいね」とか「どうしようか」という状態のままにしておくことがすごく苦手なんです(笑)。それに時間をパズルすることが嫌いじゃないので、「何日の何時にここに行くんだったら、こうしよう」って、自分勝手にやってるだけです(笑)。

石井 めちゃくちゃ助かってます! 果鈴は、みんなのアイドル。実際も本当のアイドル(笑)。

高橋果鈴さん(以下、高橋) 昨年出演した作品では、“破滅の神”という死神みたいな感じの存在で、話すトーンも低めだし、笑顔も封印したりしていました。でも今年は生まれ変わった後のサターンを演じます。ほたるの時は明るく元気でパパとママが大好きという感じなんですけど、サターンとしては、この3人に「目覚めの時が来た」とみんなが集結するきっかけになる立場なので、強い心を持ってるキャラかなと思います。

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WI プライベートではどんな方ですか?

石井&汐月&藤岡 ずっと笑ってる(笑)。

高橋 絶対そう言うと思った!(笑) サターンでは、笑顔を完全に封印してるので、それ以外では自分をさらけ出しているほうだと思います。

汐月 昨年初めて会った時も、すっごく笑っている印象があって、逆にどうしたのかな……と思っていました(笑)。

藤岡 私も「ずっと笑ってるけど、何が楽しいの?」と聞いた記憶があります(笑)。もともと笑い顔なのかもしれないですけど、よくよく話を聞いてみたら、「お芝居とか興味があって、今回初めてやらせてもらうので何をやっても楽しいんです!」と言っていて、納得したんです。

汐月 笑っていることに「何でだろう」と思ったのが、話してみたらすごく落ち着いた性格なんです。だからというわけでもないのですが、落ち着いている雰囲気と笑顔にギャップを感じていたところはあって。今年はかなり打ち解けてきたので、果鈴の笑顔がにじみ出てる内面的の部分も理解できるようになりました。「ああ、それは笑うはずだな」って(笑)。