WI これから出産を経験する女性へ「これだけはしておいたほうが」のアドバイスはありますか?
hm いま、この身体じゃなかったらジェットコースターに乗りたい。この身体じゃなかったら、もっと2番目の子供と走り回ったりして遊びたい。そう言い出すときりがないのでできないことは考えずに、身体の変化を楽しみながら、無理せずに妊娠ライフをenjoyしてほしいです。
WI ほかには?(笑)
hm お産って毎回違うと痛感しているところです。その人の体調によると思うんですが、毎回妊娠は身体の調子が違うんです。第1子を出産した32歳から8年。第1子と現在40歳の第3子では体力的な違いも踏まえないと。その時の自分の状態と向き合いながら生活するのが大切。32歳の時の自分と同じことをしているとよくないこともあるので、ちゃんと自分の体と向き合って生活する。「できないことは、できない!」と自分で理解しストレスをためないことですね。
WI では、出産前のかたへアドバイスをお願いします。
hm やはり、自分の時間が持てなくなるので、旦那さんや友人や家族との時間を大切にしたり、資格を取りたいと強く願っていたりするのであれば、取っておいたほうがいいかもしれませんね。
WI 今は、色んな選択ができる時代ですが、当時のhitomiさんはどのように人生を描いていましたか?
hm 私が、女性として人生を考え出したのが20代後半でした。子供が欲しいのか?も真剣に向き合って……。「いまの生活が180°裏返るかもしれないよ」って考え、問いかけをしつつ。子供を持つことで自分のやりたいことができなくなったりする事もあると思います。人生すべて思い通りにはいかない。「『これを選んだら、これがなくなるかもしれない』そんな覚悟をして、人生設計を考えてみる」ということをしました。
WI 『これを選んだら、これがなくなる』深いですね。
hm 結婚も絶対にしなければ!子供も絶対に生まなければ!という時代じゃない。子供が、いる人にはいる人の大変さ。いない人にはいない人の大変さと自由があって、誰のせいにもしないで、自分の人生に責任を持つことが大事だと思います。
WI では、そろそろ時間です。今後の予定を教えてください。
hm 来年はフルアルバムを出す予定です。妊娠中もちょくちょく作詞をしています。内容は、“自分の現状と、未来に向かっている子供たち”。世の中が便利で豊かになっていく一方で、悲しい事件や人間関係の悩みなどが増えてきていると思います。そういった中で感じることや未来に願うことなど色々思うことが、詩に反映されると思います。
WI 最後に、今回のトークショーについてお願いします
hm ライブやトークショーに子連れで出かけたときに、もし泣いてしまって周りの人に迷惑かけたらどうしよう?とあたふたしちゃいますよね。でも、ママフェスはみんなが同じ状況なので、子供が泣いてもOKだし、子供と一緒に色んなことが楽しめる。ベビーカーを置くスペースもあって、ママが気楽に楽しめるっていうのが良さです。皆さん、ぜひ遊びに来てください。
つい取材現場のスタッフも含めて、ママトークを繰り広げるhitomiさん。ママとして子育てに悩んでいる人も、ママ予備軍として心配なことがある人も、ママフェスに行って、リアル・ママの現状に触れてみてくださいね。(平山正子)
<Rakuten mama fes 2016 Autumn 概要>
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