師走です。あっという間に師走です。
年末年始のお休みに向けて、仕事もいつもより前倒しすることになったり、忘年会が入っていていつものように残業でなんとかすることができない……という季節です。
そんな季節は特に「効率」を意識して仕事に取り組みたいものです。
Woman Insight編集部が20~30代女性に調査した、「効率が悪い人にありがちなこと」をまとめてみました。その結果を発表します。
【1】かけなくていい労力をかけてしまう
あなたが「これは重要だ!」と思っていても、実はそうじゃなかった、ということや、作りこんでから「そもそも前提が違った」ということ、ありませんkば?
たとえば、資料の「見映えの美しさ」にこだわるあまり、フォントや入れる画像には時間をかけるのに、肝心の内容は全然足りていない、とか。「一度粗い段階で見せてね」と上司に言われているのに、気を回したつもりで完璧に作ってから提出したら、前提が違ってすべてがムダになったり……。
そして「完璧にこだわりすぎた」せいで〆切が守れなかった、などの事態になってしまっては、目も当てられません。
【2】机が汚い
ここに置いていたはずの資料がない、文具がない、メモをどこにメモしたのか忘れた……。
そんな「探しもの」ばかりの人、周囲にいませんか? その「探しものをする時間」のせいで仕事がストップしてしまうのは、本当にもったいないもの。
「私なりに秩序をもって出しっぱなしにしているんです」と主張する人もいますが、「机が散らかっていること」は、無意識のうちに精神に焦りを与えていることも……。ご注意ください。
【3】目的や目標を知らず、ダラダラやっている
今自分がやっている仕事の意味や、なぜそれがいつまでに必要か……をわかっていないため、「重要度」や「緊急度」の優先順位がつけられない、という人、いるいる。
そういう人に限って、目的や目標を知らせても「それになんの意味があるんですか」と聞き耳を持たず、生産性はさらに落ちる一方、ということ、あるある。
「なぜそれがその期限までに必要なのか」が理解できれば、やっていることが意味を持ってぐっと集中できるようになるのに、わからないと「ただの作業」で飽きてしまう。
そして、本当は集中力が落ちてきていて、むしろ一度コーヒーを買いにいったり、簡単なストレッチをしたり、休憩をしてから集中したほうがいいのに、ダラダラやり続ける……というのも、非効率。
【4】ネットサーフィンをしている時間が長い
確かにネットは情報収集に役に立ちます。確かに、気分転換にももってこいです。
けれど、なんだか集中できずにずっとニュースサイトを見てしまう、ついSNSをやってしまう……など、「つい」見てしまい、気づいたら10分15分経っていたなど、気づかないうちに長い時間を使っていることも多いものです。
「ネット休憩」は、せめて喫煙者の方の「タバコ休憩」程度に。
【5】睡眠時間が足りていない
そして何よりありがちなのがコレ。
確かに、忙しければ仕事の時間が伸びて、残業をし、そのぶん帰宅時間が遅くなり、睡眠時間が短くなる……。それはしかたないことなのかもしれません。
でも、「睡眠時間が短い」ときって、だいたい一緒に集中力も落ちていることが多いもの。
睡眠不足のままダラダラ仕事をし、終わらずに残業してまた睡眠不足、の悪循環に陥るくらいなら、思い切って早く帰宅してしっかり眠り、効率よく仕事をしたほうが結果的によほどいい、というパターン、よくあります。それに、睡眠不足が続けば体調も崩しがち。何より大切な健康の基本、しっかり守りましょう。
誰だって1日の時間が24時間なのは平等です。与えられた時間をだらだら効率悪く過ごすか、メリハリつけて効率よく過ごすかはあなた次第。思い当たることがある人は、是非少しずつ改善してみてくださいね。(後藤香織)
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