松島庄汰＆水田航生、旅番組で生まれた名コンビの“ツンデレ”対談！

WI　話がだいぶ進んでしまったのですが、このインタビューで初めて見る方もいらっしゃると思うので、おふたりがどんな方なのか、簡単でいいのでお互いに紹介してもらえますか？

松島　恥ずかしいわぁ……短くてもいいですか？　水田は、誰からも嫌われない人！

水田　これいま“デレ”の状態ですよ（笑）。

松島　誰からも嫌われないし、ダンスが上手い。それから……人が良い！　間違いなく、人が良い。でもこれを言ったところで、ファンの方はみんな知ってると思うんですよ。

水田　でも初めて僕らを見る人もいるわけだから。世の中全部、僕らのファンじゃないからね（笑）。

松島　そうですね（笑）。水田は誰からも嫌われず、人が良い。イコール、つまらない関西人！

水田　はい、“ツン”きました（笑）。庄汰は、実は真面目で、こうやって毒づいていても本当は誰よりも気が遣えるし、礼儀も正しくて、取材とか終わった後に、「今日はありがとうございました！」ってLINEを送っちゃうようなやつです。

松島　うわ、ウザッ！　それ言われたら、なんもできひんやん。営業妨害や。

（一同笑い）

水田　それから、本当に僕のことが大好きなんですよ。

松島　言っちゃった！

（一同笑い）

水田　いま思い出したけど、庄汰とふたりで行ったAKITABIで、風呂に入りながらちょっと真面目な話をしたよね。

松島　したーー！

水田　旅館みたいなところでふたりで利き酒をして、「男同士、裸の話をしよう」みたいな（笑）。そのとき話してみたら、やっぱりちゃんと考えを持っているし、あまり共演する機会はないですけど、それぞれの夢のために頑張って仕事をしているなって感じています。最近は、庄汰らしい面白さとかがすごく開けてきた気がします。僕は庄汰のそういうところを知っていて、それがたくさんの人に伝わればいいなと思っていたので嬉しいんです。黙っていたらイケメンなのに、コミカルな役をやり切っている庄汰を「すごいな」って。

松島　すんごい照れるんですけど、なんですかこの時間……。

水田　まぁ、基本的には仲が悪いんですけどね（笑）。

（一同笑い）

松島　いやでも、水田はね……彼の舞台をよく観に行きますけど本当に……恥ずかしくて、褒めたないわぁ！

WI　でも「ハンサム」のステージで、お互いを格好いいなと思うときはありますよね？

松島　それに関しては、僕に格好いい部分は何もないと思うので……ダンスも歌も…僕は何もできないんです。

水田　いや、ある意味格好いいですよ。よくそこまで変態っぽく動けるな、と。3年前に、舞浜アンフィシアターで、ミュージカルテイストの「ハンサム」をやったことがあって、賀来賢人くんが歌っている後ろで、庄汰が、オネエみたいなピッタピタのボディコン衣装を着て、新体操のリボンみたいなものをずっと振り回して「フゥ～」って感じでずっとやっていたんですよ。それを見たとき、「格好いいな」と思いました。

松島　ウソやろ（笑）。

水田　あの瞬間、こいつは“ハンサム”を捨てたなって（笑）。

（一同爆笑）

水田　「面白いシーンにしたいけど、一応ハンサムだからこれぐらいかな」という演出家の福田さんの想像を超えてきたのは、さすがだわぁ……と。

松島　僕は言われたことをただ全力でやっているだけですから。水田に関しては、ダンス含めパフォーマンスは完璧ですから……僕はもう褒めるところがないぐらい……

水田　そういうところがつまらないんでしょ？（笑）

松島　そうつまらない。だって、なんでもできちゃうんですもん。

ふたりのやり取りに、その場にいたスタッフも大笑い！　“8割エチュード”のコメディ、ぜひ拝見したいものです。次回、水田さんの「ハンサム」での思い出に、松島さんが嫉妬？（さとうのりこ）

『HANDSOME FESTIVAL 2016』