「蒼明感」がもっとも大事!働く女性に聞いた「こなれ感」「透明感」に続く美人のキーワード

感度の高い女性が求める理想像の色は、「ただの白」ではなく「蒼(青)みがかかった白」というのが判明しました。では、なぜ蒼い白が注目されているのでしょうか。専門家にお話しを伺うことにしました!

蒼明感

まずはカラーコーディネーターの櫻井輝子さんにお聞きしました。

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■印象を左右する「白」のなかでも青みがかった白が人に好印象を与える理由

白色は、清潔感、透明感、潔さ、かっこよさを表していると言われています。色彩心理の観点からいうと、理想を高く掲げる女性、感度の高い女性が好む色とも言えますね。

その中でも青みがかかった白が好まれている理由としては、(1)青が入ることで、心理的により白く見える作用がある、(2)一歩先のワクワク感を感じさせる、志を高くもつ人が選ぶ色である、(3)透明感と神秘性をもつ色である、ということが考えられます。これらの要素が今回挙げられた理想の女性像にぴったりとフィットしたのでしょう。

顔だけ見ても、白い肌、白い歯、透き通った瞳……というように、印象的なパーツには「白」が映えますよね。現代女性が理想の女性像を「青みがかかった白」と色に例えた事は、心理と行動に密接な結びつきがあることのあらわれだと思います。

「青みがかった白」が色彩心理の観点から見ると、現代の理想の女性像にぴっったりとフィットしていることが分かりました! 続いて、小学館女性メディア局CPの兵庫真帆子さんにもお話を伺いました。

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■蒼い白、つまり「蒼明感」こそが、女性たちが求める次なる理想像です!

今回の調査では白のなかでも「蒼みがかかった白」が支持されていることが判明しましたが、これはファッションや美容のトレンドとも近いものがあります。色としての「白」が流行っているというよりも、白シャツや白Tシャツのようなシンプルで清潔感のあるものが流行していたり、美白や白目・歯の白さがより重視されていたりすることから見ても、納得のいく結果だったのではないでしょうか。

座談会では、「知的」「シンプル」「清潔感」「上品」といった印象を大切にされているというお話が特に印象的でした。SNSひとつにしても、Instagramでただ見せたいものを見せるのではなく「美しく見える統一感」「有益な情報」を載せることを意識しているのが、現代の女性の傾向です。個性よりも「バランス感覚」に優れていることを求めているのだと思いました。

蒼みがかった白を好む傾向、女性の大切にしている「透明感」と「聡明感」……これを総称した「蒼明感」というキーワードこそ、現代ジョセの理想にもっとも近いのではないかと思います。

SNSにただ写真を載せるだけでなく、 有益な情報も載せる……このような女性のバランス感覚が「透明感」と「聡明感」の二つを総称した「蒼明感」に繋がりました!

感度の高い女性が求める理想像のキーワードは「蒼明感」。今後はファッションだけでなく、美容やライフスタイルからも「蒼明感」が感じられる女性が増えてくるかもしれないですね。(かすみ まりな)

情報提供元:小学館女性インサイト研究所

 

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