DRAGON GATEのYAMATOだ。
俺は酒好きなんだが、その際におつまみでよく食べるのが“さきいか”。
噛めば噛むほど深い味わいがあって、ヤミツキになるよな。
そこで閃いたんだ。
このさきいかを使って料理を作れば、旨みの詰まった一品が簡単に作れるはず!
酒の肴としてはもちろんのこと、ごはんのおかずにもなるレシピを考えてみたので、ぜひとも作ってみてくれ。
では【さきいかの春雨炒め】を作ってみよう。まずは材料から。
■材料
料理酒……大さじ2
オイスターソース……大さじ1
しょうゆ……小さじ1
砂糖……小さじ1
ナンプラー(ニョクマムでも可)……少々
豆板醤……小さじ1
にんにく……一片
春雨……約45g(戻す前の分量)
豚バラ(しゃぶしゃぶ用)……約150g
えのき……半株
にら……1/3束
さきいか……約25g
干しえび……20g
サラダ油……大さじ1
ごま油……少々
強靭な肉体……随時
日本の食卓でも定番になりつつあるタイの調味料、魚醤・ナンプラーがこのレシピの味の決め手になるぞ。ベトナムの魚醤・ニョクマムでもほぼ同じなので、手に入りやすいほうを使ってみてくれ。
では作り方だ。
■作り方
1/常日頃からトレーニングし、強靭な肉体をキープしておく。
2/春雨は湯で固めに戻し、サラダ油少々(分量外)を和えておく。豚バラは小さめに切る。えのきは根元を切り、房を分ける。にらもえのきと同じくらいの長さに切る。
「春雨はその後炒めるので、食感が損なわれないよう固めに戻すのがポイントだ」
3/料理酒、オイスターソース、しょうゆ、砂糖はあらかじめボウルに合わせて混ぜておく。
4/フライパンに油を引き、にんにく、豆板醤を入れ、強火にかけたら豚バラ、さきいか、干しえびを入れ炒め合わせる。
5/豚バラに火が通ったらえのき、春雨を入れ、さらに炒め合わせたら調味料(3)を加え、ナンプラー(もしくはニョクマム)を少々振りかける。最後に、にらを加えたらフライパンを数回振って、皿に盛り付ける。
「炒める順番は意味があり、重要だぞ。適当に入れず、余計なアレンジをせずにまずはYAMATOレシピで作ってみてほしい」
完成だ。
どうだ。旨みが凝縮しているのがわかるか?
さきいかの旨みエキスに加え、にんにくやナンプラー、豆板醤でさらに味に奥行きを出してみたんだ。
炒め物ってなんだかんだでマンネリの味付けになりがちだが、たまにはこんなアジアンテイストな変わり種にも挑戦してみてほしい。
この挑戦が料理のアイデアを広げてくれるはずだ。
ではまた次回も楽しみにしていてくれ。
(撮影/廣江雅美 取材/吉田奈美)
【YAMATO】
1981年9月10日生まれ。B型。調理師学校を経て、和術慧舟會で総合格闘家となる。2006年、プロレス団体DRAGON GATE所属のプロレスラーに転向し、人気実力とも兼ね備えた選手として活躍中。試合予定はDRAGON GATE公式ホームページを参照。調理師免許、フードコーディネーター3級を持ち、料理のできるプロレスラーとしても注目が集まっている。
ブログ→http://ameblo.jp/yamato-oldtype/
料理ブログ→http://ameblo.jp/dragon-gate-deli/
ツイッター→@yamato_oldtype
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