■抜け感のあり「洋の器」
ありきたりな食卓を変えてくれるのは、キメすぎない形やちょっとしたディテールの違いに宿る“こなれ感”。程よく抜け感あるアンティーク風の器が、囲む人をくつろがせてくれます。
A.脚の短いワイングラスは、家呑みで気取らず使える形です。『BAR』ワイングラス¥14,00(さる山)/B.使い古した味が印象的なアンティーク風のカトラリー。ヴィンテージオールドイングリッシュ ディナースプーン¥980・フォーク¥980(青芳製作所)/C.表情豊かな木のボウルはテーブルにやわらかな抜け感を与えます。¥9,000~12,000(OUTBOUND)/D.実は円より楕円のほうが使いやすいんです。これで盛りつけセンスもグッとアップ。ワンプレートディッシュにも。オーバルプレート 横約31cm ¥7,000(長峰菜穂子)
■普通で粋な「和の器」
毎日使うものは、心地よさで選びたいもの。なんとなく選んで、なんとなく使っている食器は多いけれど、ちゃんと選んだ器があれば「忙しくてもきちんと食べよう」という思いにもつながるはず!
A.茶系が多い和食にガラス素材で軽やかな抜け感を。六角向付¥3,800(魯山)/B.修理しながら一生使える普段使いの漆の汁椀。正法寺椀 小¥12,000(桃居)/C.一度使うと戻れない極上の使いやすさ! みやこばし すす竹 中 ¥5,000(市原平兵衞商店)/D.酢の物を入れる器は伝統柄をモダンにアレンジ。なます鉢¥12,000(李荘窯)/E.面取りがされた茶碗なら手にしっくりなじみます。面取り飯碗¥2,800(うつわ楓)/F.料理を運ぶお盆や折敷は日常の食卓に使いやすい木地を。BON くつわ盆 木地¥9,500(タイム アンド スタイル ミッドタウン)
こんな器なら、毎日のごはんがいつも以上に美味しく感じそうですよね。(さとうのりこ)
★詳しくは『Domani』2016年9月号(小学館)に掲載
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