2016 年、働く女性に必要なのは「芯のあるやわらかさ」だった

あなたにとっての「働く女性」のイメージとは?

自立した意志の強い女性像、それとも、やわらかさを兼ね備えた女性像でしょうか。

小学館女性インサイト研究所は、セイコーウオッチ株式会社の協力のもと、1990年代から2010年代における「働く女性」のイメージについて、雑誌の表紙とメイク、そして時計の変化を比較調査しました。

これにより、現代における「働く女性」の理想像が判明。今回は年代順に働く女性のイメージの変遷をたどっていきます。

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男女雇用機会均等法が制定されたのは1985年。翌86年より施行され、女性の社会進出に対する取組みが積極的に行われるようになりました。

そして、女性の社会進出が進んだ1990年代、働く女性のための雑誌、『Oggi』が創刊され、働く女性を応援する腕時計『LUKIA』が発売に!

バブル崩壊後の1990年代後半、働く女性は自立した意志の強い女性像を求めるようになりました。空前の美容ブームも牽引し、メイクもファッションも全体的にシャープさが漂っています。

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2000年代前半になると、女性の社会進出は当たり前に。仕事だけでなくライフスタイルへの関心も強くなっていきました。

『Oggi』2003年1月号を参照してみると、働くの女性の基本「かっこいい」を軸に、パステルカラーやニットなど、華やぎのある色や素材が彩るようになってきたことが伺えます。

『LUKIA』も黒がトレンドカラーの中、エレガントなピンクが登場。上品であると共に、強い内面を持っていることを表しているかのようなデザインになっています。