Girls Awardでステージデビュー!日本発韓国仕込みの5人組ガールズを直撃

Woman Insight編集部(以下、WI) Gils Award(ガールズアワード)の大きな舞台でも思っていたほど緊張していたように感じませんでしたが、実際はどうでしたか?

HIKARUさん(以下、HIKARU) ステージに出る直前まですごく緊張してました(笑)。でも、その前に、プロデューサーのドンチョルさん(勇敢な兄弟)の前で最終確認のパフォーマンスチェックがあったり、あのステージに立つまでにもたくさん練習してきたので、心構えは十分できてたという感じはありました。

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(HIKARU)

 

全員がダンスの経験あり。事務所に入るまでの5人の経緯は?

WI あのステージにたどり着くまで、かなり大変な思いをしてきたと伺っていますが、まずは、5人それぞれがどういう経緯でチームに合流したのか話してもらえますか?

HIKARU いまの事務所に入るまでは、大阪で違うグループとして活動していました。そのグループとしての活動が終わるタイミングで、本格的にプロの歌手を目指したいと思って応募したのが、約2年前です。

NENE 私は小さいころからヒップホップダンスを習っていたんですけど、ずっとダンスを生かした仕事が夢でした。1年ほど野球のチアとして活動していたことがあって、それはいまでもいい経験です。バックダンサーの道もあったのですが、歌って踊ることが自分の理想にいちばん近いと感じて、事務所のオーディションを受けました。

SAYURIさん(以下、SAYURI) 私は幼少期から新体操をやっていて、ひとつ区切りをつけたとき、それを生かしたことがしたいと思ってたどり着いたのがダンスでした。同時にK-POPにも関心を持ちだして、日本でK-POPの要素もある歌手としての道はないかなと探していたら、事務所のオーディションを見つけたんです。

LENAさん(以下、LENA) 私は、韓国の事務所で練習生としてレッスンを受けていたのですが、ずっと日本で活動したいと思っていて、いまの事務所の方針やスタイルが、自分がやりたいことに合っていると感じたのでオーディションを受けてみました。

MIYUさん(以下、MIYU) 私は5年ぐらいバックダンサーで活動していて、そこで経験しているうちに、自分がアーティストとしてステージに立ちたいという気持ちが強くなったというのがきっかけです。

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(LENA)

 

WI みなさんすでにダンススキルは持っていたのですね。CHERRSEEとして本格的な準備がスタートしたのはいつごろからですか?

HIKARU 2年前ぐらいからオーディションでメンバーが集まり出して、韓国でのレッスンが始まったのが、約半年前。今年の3月ぐらいに、レコーディング曲をもらって録音をスタートしてみたものの、正直、いつデビューできるのかわからない……というような状態だったんです(苦笑)。

NENE 自分たちでもいまだに半信半疑というか(笑)。

 

WI ということは、ガールズアワードのステージに立つまでの約1か月間、一気にいろんなことが回り出して、かなり忙しかったのでは?

HIKARU そうですね。5人でデビューできるというのもわからなかったので、チームを組んで練習をしている間もずっとお互いがライバルだったので。

 

「時間が足りない!」過酷な韓国のレッスンを振り返る

WI 事務所に入ってからいままでいちばん辛かったのは、その1か月ですか?

HIKARU 辛かったことはたくさんあったんですけど、練習生としてレッスンしている間、どんなにダンスがうまくいってもパフォーマンスに「これで完璧」ということもなく、終わりが見えないのが大変でした。それに加えて、私がリーダーとして、他のメンバーの体調が悪いのにも気づかずに突っ走ってしまったこともあって……。

 

WI 余裕がなくなって、メンバー同士で言い合いになることはありませんでしたか?

NENE それよりも、みんな言いたいことが言えず、コミュニケーション不足で雰囲気が悪くなってしまったことがあったので、メンバーに自分の意見をきちんと伝えることも大事だというのを学びました。

 

WI そんなNENEさんが辛かったことはどんなことですか?

NENE ずっとダンスをしてきたので、自分はできるほうだと思って自信があったのですが、韓国のレッスンで、韓国式の基礎すら全然できなくて……。自分ができていないことも、どうするべきかもわかっているのに、体が思うように動かなくて焦りが募ったし、そのときはすごく悩みました。

SAYURI 韓国レッスンの前半は基礎ばかりだったんですけど、次のレッスンまでには前回習ったダンスを完璧にしておかなくちゃいけなくて、それができるまで、みんな夜遅くまで自主練をしたんですね。加えて、2週間に一度、チームで“評価動画”(群舞を撮影してチェックされる)を撮影することが義務づけられていて、個人レッスンとグループの練習を平行してやるので、時間が足りない。だから、最高で3日間ほとんど寝ずにそれを繰り返してたことがありました。でもそのおかげで、できることも増えたので、結果的にはよかったなって。

LENA 私は、そのときできるところまでやらないと気がすまない性格なので、歌もダンスも、うまくいかない部分は一日中練習していたこともありました。でも基本的にポジティブな性格なので、あまりつらいと感じたことはなかったかも。

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(NENE)