Q.職場に「この人とは一緒に働きたくない……」という女性、いますか?
いる・・・・・72%
いない・・・・・28%
まず、現在の職場に一緒に働きたくない、という女性が「いる」人が大多数!
やはり、多くの方が困っているようです。そしてそんな人々の特徴をうかがっていると、大きく分けて5パターンに分類できるようです。
【1】「感情」族。とにかく感情的!
「更年期おばさんというか……常にピリピリしている」
「気分のよしあしが激しい」
「感情的になって怒れば、下が言うことを聞くと思っている先輩」
かなり多かった回答が、「感情的」。
忙しいのに空気を読まない人が話しかけてくる……そんなときに、ついイライラしてしまったり、そのイライラを外に出してしまって、ついつい怒ってしまったり……。
人間ですから「常に穏やかに」はなかなか難しいものですが、あまりにも「感情的」の頻度が多すぎると、「この人とはあまり一緒に働きたくないな……」と思われてしまいます。
【2】「無愛想」族。とにかくやる気がない……
「挨拶しても返さない」
「いつも無表情で、何を話しかけても生返事。最初は私が嫌われているのかも、と思ったけど、ほぼ全員に。もう少し大人になってほしい」
「あからさまな無視をしてくる」
こちらは【1】の「感情的」とは逆で、無愛想にもほどがある……という人たち。
「どんなときも常に笑顔」……そんな人でいることはもちろん理想ですが、忙殺されるとなかなか難しい日もあるもの。
それでも、いくら気に入らない人がいるからといって「無視」は言語道断。「仲良くする」とは言わずとも「最低限の仕事のやりとり」は円滑に行いましょうよ!
【3】「押しつけ」族。むやみに人に押し付ける
「押し付けておいて、自分は何もしない。でも、最後は自分の業績にする」
「早く帰れないのは無能の証、が座右の銘な先輩。なんでもかんでも人に押し付けて早く帰るだけのあなたは有能なのか、と問い詰めたい」
「最近異動してきた上司が人の向き不向きを見極めるのが超下手で、“なんでよりによってその人にそれを担当させるんだろう?”の嵐。
無駄なトラブルが発生しまくる。何か考えがあるのだと思いたい。ずっとこのままならとっとと異動してほしい」
「優れた上司は人に仕事をお願いするのがうまい」説や、「本当に仕事ができる人は早く帰る」説。
そんな説の表面だけをマネしている人たち、「押し付け」族は、なぜかどの職場にもひとりはいませんか?
しかも押し付けるだけ押し付けて、自分はヒマそうにネットサーフィンしていたりして……押し付けられた側の怒りはMAX!
〆切ギリギリで押し付け返してやろうか!と打ち震える日々……。
【4】「myルール」族。自分の意見=問答無用で絶対!
「とりあえず何を言っても、全部否定からスタート。自分ルールにのっとったアラ探しが大好きな人」
「古い仕事方式に固執して、新しい仕事の方法を拒絶し、自分だけにしか仕事内容がわからないようにしている」
「自分の中での仕事を片付ける順番が違うと、せっつかれるタイミングがずれてお互いにイライラする」
いますね。「でも」「だって」「それは違う」「今までそうじゃなかった」あたりが口癖の、なんでもかんでもmyルールで強行突破しようとする人たち。
特に長年その仕事をしている、いわゆる「お局様」ポジションの人がその態度で貫き通していると、下の人たちはなかなか伸びづらく、職場の雰囲気もギスギスしたものになりがち……。
まずは聞いてみる。そんな柔軟な態度を忘れずにしてほしいものです。
【5】「不条理」族。言動の矛盾が激しい……
「“そんなことをいちいち聞かないで”と“どうしてそれを相談してこないの”を併用する先輩。どうしたらいいのか」
「先輩の言う通りにして失敗すると“そんなことは言ってない”と逃げられる。言った言わない論争になるのも面倒なので私が怒られている。つらい」
「すぐに、わかりました!とは言うけど、いつも全然わかっておらず、トンチンカンなことを連発する後輩。わからないならわからないと言って欲しい……なかなか重要なことを任せにくい」
……いるいる、あるある。
人間ですから「完全に正解だけし続ける」ことは難しいです。それはわかっていますが、あまりにも矛盾に矛盾が相次ぐと、いい加減にしてほしい……と思ってしまいます。
どれも見たことのある「あるある!」な人たちではないでしょうか。
自分はやってないはず……と思いたいけれど、忙しいとき、余裕のないときについついやってしまいがちなこと。
“人のふり見て我がふり直せ”を意識して、自分の行動もしっかり改善していきましょう!(後藤香織)
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