3月3日に東京・シネマート新宿にて、映画『桜ノ雨』（3月5日公開）の学生限定完成披露試写会が行われ、山本舞香さん、広田亮平さん、久松郁実さん、田畑智子さん、ウエダアツシ監督が登壇。劇中の合唱部員とともに「桜ノ雨」を合唱しました。
本作は、シンガーソングライターhalyosy（はるよし）氏が2008年にニコニコ動画で公開し、別れの曲ではなく再会を約束する曲として、今や卒業ソングの定番となったボーカロイド曲『桜ノ雨』を元に、大ベストセラーとなった同名の小説を原作にしています。
初主演の山本さんは「すごいプレッシャーでした。まだまだ未熟ですが、私に主演を任せていただけるなんて光栄で、一生懸命精一杯頑張りたいと思いました」と語ると、歳が近い人が多い現場は和気あいあいだったそうで「それが（作品に）出ていると思います」と広田さん、久松さんと顔を見合わせてニッコリ。実際に、合唱の練習も2か月かけて本格的に行われたそうですが、山本さんはドラマの撮影などでなかなか参加できなかったそうですが、まわりのメンバーにフォローしてもらうなど、エピソードを語りました。
広田さんは「僕の役は新入部員でだらけていたりダメダメ学生なんですが、そういったところは、自分の私生活がダラダラなんで。なんにもしないんで」と意外な私生活を公開しました。
CanCamの専属モデルやグラビアアイドルとして活躍中の久松さんは、頼もしい副部長を演じています。「普段は仕切る方ではないんです」と語り、部員をまとめる役が難しかったそうです。
また「卒業式では泣いたことがない」というエピソードも告白。「悲しいわけではなく、次に進んだときに出会う仲間たちが楽しみだと思っているので、泣いてお別れではなくて、笑顔でバイバイできるように」と思っているそうで、『桜ノ雨』に出てくる「出会いのための別れと信じ」という歌詞に「リンクする」と語りました。
学生時代にはデビューしていた田畑さんからは学生の皆さんに向けて「遊びたいときに一生懸命に精一杯遊んで」と自身の経験からやっておけばよかったと思うことを伝えました。
この日は、ほかの合唱部員も登壇し山本さん、広田さん、久松さんも参加して『桜ノ雨』を合唱すると、監督は「今日が合唱自体が最後かと思うとくるものがある」としんみり。
山本さんも「『桜ノ雨』はいい歌なんです。毎回、泣いちゃうんです。なんかくるものがあるというか、このメンバーで歌うからこそ、いい作品ができたと思います。自信をもって見てくださいと言えます」とアピールしました。
3月に聞く『桜ノ雨』は心に響きますよね。このタイミングの映画『桜ノ雨』。ひとりで観に行こうかと思っています。（平山正子）
映画『桜ノ雨』は3月5日（土）より全国ロードショー。
オフィシャルサイト： http://sakuranoame-movie.com/
企画・配給：AMGエンタテインメント
制作プロダクション：デジタル・フロンティア
(C) 2015 halyosy、藤田遼、雨宮ひとみ、スタジオ・ハードデラックス／PHP研究所／『桜ノ雨』製作委員会
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