仕事に恋にファッションに。すべてを完璧にこなす女も格好良いけれど、人間だもの、どこかクスッと笑える“ダメっぷり”のひとつやふたつはあるものです。『Domani』編集部に寄せられた、愛すべき「ダメー女(ダメージョ)」エピソードは例えば「ロハスな生活を無理に演じている」「家の電球がほぼ切れている」「ゲームのアプリに毎月15,000円課金」「フラれた男にメールをする」「酒を飲んだら飲まれます」などなど。
どうも思い当たる節がある? そんなあなたのために、ダメー女たちが推薦する、明日からも前向きに生きていける本と漫画とDVD、ご紹介します。
(『Domani』2013年11月号「35歳、働くいいオンナの“ダメー女”懺悔録」より)
■色あせないダントツ人気、映画『ブリジット・ジョーンズの日記』
2001年にレネー・ゼルウィガー主演で公開されてから12年が経過していても、色あせない人気作。主人公のブリジットは、ダイエットと恋愛が目下の関心、アルコール好きの愛煙家で、仕事も恋愛もうまくいかない、出版社に勤めるロンドン在住の32歳の独身女性。さまざまな問題と直面する姿に、「不器用でツイてないブリジットの姿を見ていると、とても前向きな気持ちになれます。自分のダメさも、まぁいいか、と思えるように(笑)」と、ダメー女たちのお墨付き。共感共鳴の嵐です。
(DVD発売中 \1,980 発売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント)
■ダメー女界に脈々と受け継がれる、『臨死!! 江古田ちゃん』
私も「絶対あんたこれ読んだほうがいいよ!」という友人の薦めで読み始めた、ダメー女界で受け継がれる四コマ漫画です。主人公は家の中では全裸の江古田ちゃん。江古田ちゃんの独特の着眼点や自虐ネタ、異性ウケする女性を「猛禽」と名付けるそのセンス、たまりません。「奥底にある女の本音を江古田ちゃんが代弁してくれている感じ。こんなに性格悪いのは私だけじゃないんだと、妙な安心感を抱ける」というダメー女の推薦も。その気持ち、たいへんよくわかります。
(瀧波ユカリ著/講談社)
■男子禁制、電車でも読んじゃダメ、絶対! 『野良女』
彼氏いない歴2年、年上社長と同棲中、遠距離恋愛に焦る、DV男にハマる、果てなき不倫に溺れる……。悩める5人の「野良女」なアラサー女子。笑って泣いて仲間と飲んだら、明日からまた頑張れる。「あけすけすぎて、下ネタすらも下品を通り越してむしろ心地いい(笑)世間に翻弄されながらも一生懸命に生きていく姿に元気を貰える」そんな喉越し爽やかな読後感。読んでるこちらも笑いと涙、必至です。
(宮木あや子著/光文社)
いかがでしょうか? 女の人生、落ち込むこともありますが、秋の夜長にダメー女作品を味わって、明日からまた清く正しくたくましく生き抜いていきましょう!(後藤香織)
(『Domani』2013年11月号)
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