糟糠の妻の気になる読み方は……【そうこうのつま】!
「糟糠の妻」は、中国の歴史書「後漢書(宋弘伝)」にある「糟糠の妻は堂より下さず」という句に由来している言葉で「酒糟(さけかす)や米糠(こめぬか)など貧しい時代の食事を共にした妻」という意味です。基になっている「糟糠の妻は堂より下さず」は「貧しい時代を支えてくれた妻は、自分が成功しても大切にしなければならない」ということ。
つまり、苦労を分かち合った人は裏切ってはいけないということですね。「同じ釜の飯を食う」の夫婦版ということでしょうか。肝に銘じます。「あまかすのつま」なんだか惜しかったですね!?
余談ですが、試しに周囲の人に「糟糠の妻」の読みや意味を知っているか聞いてみたところ、「読めないが意味は知ってる」という人が多数存在しました。さすが話題の言葉だけあります。
また、読みも意味も知らないのに正しい読みを口にした人がいたんですが、理由を尋ねると「こういうときはそれぞれの漢字の右側を音読みすると合っている(確率が高い)」のだとか! 使えるか使えないかは未知数ですが、ぜひ機会があれば試してみてください。
さて明日から使える言葉がひとつ増えたところで、ついでに読めそうで読めない漢字の読みと意味をまとめてみました。
何個読めるか、意味は合っているか……ゲーム感覚でお楽しみください。