【意外】みんな大好き「きのこの山」は「アポロの進化形」だった

■「きのこの山の日」最初は「奇妙な試作品」だった!?


今日はお馴染みの「きのこの山」の知られざる、誕生秘話をご紹介!

きのこの山のルーツはアポロだった!?

きのこの山のアイデアは発売の5年も前、昭和45年、明治の研究所にてアポロやチョコベビーなどの小粒チョコレートの今後について検討しているところからでてきた話なのだそう。明治の大阪工場ではアポロチョコの生産がはじまりましたが、当時はまだ売れ行きもイマイチで工場設備を有効に活用しようと大阪工場の担当者がもってきた試作品だったのです。しかし。このアイデアには賛否両論でした。

何しろ、板チョコやチョコバーが全盛のころで、チョコスナックとしてはポッキーが発売されてまださほど時間も経っていない頃。今でこそファンシーで可愛いチョコスナックも、当時としては奇妙なお菓子として評価されても当然だったのです。その後発売に5年近い歳月がかかったことからも、当時のいきさつが想像できると思います。

チョコレートとクラッカーの品質や形、またその製法に様々なアイデアと苦労がかけられ、何百もの試作が行われ、ようやく初代のきのこの山が生まれました。

商品名もパッケージも、新しい時代を切り開くのにふさわしいものでした。商品名は横文字が全盛の時代にあえて郷愁や自然、人間のやさしさといったイメージを表現する親しみやすいネーミングとして「きのこの山」がつけられ、パッケージでは、当時までの”お菓子には不適”という常識を破り、初めて緑色の色調を主体としたデザインが生み出されたのです!

いかがでしたか? 今ではお馴染みの「きのこの山」も当時は革新的なお菓子だったんですね! 今日は「きのこの山の日」。ご家族やお友達と一緒に「きのこの山」を楽しんでくださいね。(田邉沙緒莉)

情報提供元:株式会社 明治

 

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