人気CanCamモデル坂田梨香子、「私ってダサい?」葛藤と変化を語る

WI たとえばどんなことですか?

梨香子 もちろん、「人と違うことをやろうとする」って、長く芸能をやっていくうえで大事です。でも、モデルをやるにしても、舞台の主人公をやるにしても、「普通」じゃなかったら、そこにリアリティも説得力も生まれません。そういう「普通」が大事なんじゃないかなって、最近は思います。それに、ふたを開けてみたら、周りの人たちにもみんな、なんとなくスケジュールが空いた時期がある、って聞いて。そこで変に焦って「うわっ、やばい」と下がっちゃうよりも、心を充実させたり、仕事以外にも目を向けている人のほうがすごくきらきらしていて、さらに周りへの視野も広がることに気づきました。

 

WI それは大きな変化ですよね。

梨香子 ね(笑)。最初は、自分にそう思い込ませてるのってもしかしてダサいのかも、と思ったこともありましたが(笑)、むしろ、今では「あぁ、考え方を変えてよかったな」と思うことがたくさんあります。自分に余裕ができて、自分と向き合う時間が増えて、自分がどういう人間なんだろうって理解もできました。前は、自分のことがよく理解できていない不安からなのか、ちょっとトゲトゲしていたな、と今となっては思います。

 

WI 最初におっしゃっていた「丸くなった」にも通じますね。どんなトゲが取れたな、と思いますか?

梨香子 たとえば……人の活躍が心からうれしく思えるようになったんですよね。正直前までは、自分がオーディションを受けて落ちた作品を見かけると「あー、私が落ちたやつだ」とか「この企画やりたかったな……」と思っていたのですが、そういうものがなくなりました。自分は自分だし、ものごとにはタイミングもあるでしょうし、やるべきことをやり続けていればまたチャンスはめぐってくるし、ないものねだりしなくなりましたね。

 

WI なんだか去年のインタビューのときよりも、グッと雰囲気が明るくなったように感じます。いい1年だったんだな、と。

梨香子 そうですね、ポジティブになりました! 私がやっていることは私にしかできないんだな、と思うようになって、自分の存在を認められるようになりました。そうすると、自分を否定することもなくなったし、人の言葉も素直に入ってくるようになりました。自分を好き……と言うと語弊があるかもしれませんが、認めてあげられるようになって楽になりました。これは忙しくばかりしていたら気づかないことだったので、心に栄養をたくわえられた、必要な1年でしたね。どんなに小さいことだとしても、ひとつひとつやりたいと思ったことをやれているから、達成感や満足感がある。それが心からの笑顔につながっているかな、と、思います。

 

梨香子さんのお話を聞いていると、とにかくプロ意識が高く、モデルの仕事への熱量が強い方。今年から始まった「ある企画」への熱量は半端ではありません。
そしてその「熱」は、梨香子さんの「今年起きたある変化」により、さらに高まっている様子。それはいったいなんなのか……? 次回、たっぷりお届けします。(後藤香織)

★次回はコチラ→ 「愛が強まった!」CanCamモデル・坂田梨香子のシゴト論

 

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