2015年の流行語ならぬ「国民の決断」を発表。1位は納得の……

3位 パパが育休を取る決断(妊娠・出産部門)

「イクメン」が名実ともに浸透してきた、と感じることも増えてきましたよね。とはいえまだまだ……と首をかしげるママも多いのも事実。「男性の育休取得率の向上には、企業による福利厚生ではなく、国による社会保障の範疇であるという認識のもとで議論を深めていく必要があります。目標数字だけが企業に押し付けられれば、イクメンになりそうな男性をそもそも雇用しないという動きが強まる可能性だってあります。つまり企業へのサポートも必要ということです」とは、「男の子育て」ガイドのおおたとしまさ氏のコメント。来年には育休パパ、どのくらい増えるのでしょうか?

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2位 地方移住する決断(住まい部門)

多様な暮らし方、働き方、ライフスタイルを実現する人が如実に増える昨今、前向きなキーワードとしての「地方移住」がランクイン。「若い子育て層が、豊かな自然の中で子育てをしたいとか、ストレスのない生活をしたいなどの理由で地方移住を選ぶ傾向があります。一方で平日は都市部に勤務し、週末は田舎で家族ゆっくりと過ごす『二地域移住』といった移住スタイルもあり、多様なライフスタイルを実現する手段も増えてきています」(「最新住宅キーワード」ガイド・山本久美子氏)。

 

1位 がん検診を受ける決断(健康部門)

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堂々の第一位は、なんと「がん検診」。タレントの北斗昌さんが乳がんであることを告白した報道を見て、「乳がん検診をすぐ予約したと回答した女性の割合は7.9%。「検診を受けようと思った」と回答した女性21.0%と合わせると、3割近くの女性がこの報道に影響されていることが分かっています。20代で31.8%、30代が34.0%と、これまで危機感が薄かった若い世代の意識を変えるきっかけとなりました。

 

どれも自分事ではなくても、周りを見るとハッとすることの多いキーワードばかり。2016年は、いったいどんな「決断」が私たちを待ち受けているのでしょうか? (黒澤美貴)

情報提供元:All About http://allabout.co.jp/award/2015_kokumin/

 

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