『ラブ トランジット』マイ、国際結婚のリアルを語る「韓国では、基本ご法度」

JUST Married! -THE 令和婚- 私たちの場合

人生のパートナーを得た、働くCanCam世代が相手との出会いや結婚生活を語るこの連載。今回は国際結婚したふたりをクローズアップ!


our marriage is…海外で実った愛♡ グローバル婚

南部麻衣さん(29歳)×ミンジェさん(32歳)

南部麻衣さん(俳優・インフルエンサー)
恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』シーズン1に参加し話題に。現在は日本と韓国を行き来しながら、俳優・インフルエンサーとして活躍中。

ミンジェさん(IT企業勤務)
幼少期はカザフスタンで過ごし、マレーシアの大学・大学院に進学。現在はIT企業に勤務中。韓国語・英語・ロシア語ができるトリリンガル男子。

恋は突然に! 久しぶりに会った知人と意気投合してカップルに♪

恋愛リアリティ番組『ラブ トランジット』のシーズン1に参加し、話題を集めた南部麻衣さんが今年結婚を発表! お相手は韓国在住の男性だそう。ふたりはどんなふうに出会い恋に落ちたのか聞いてみました♡

「ミンジェと出会ったのはアメリカで暮らしていたとき。友人から紹介され、連絡先を交換していました。ただ知り合い程度の関係で、恋の予感はしていなかったかも(笑)。その後、私は日本に帰国して仕事を始め、その関係で韓国に興味を持ったんです。韓国なら日本に近いですし、仕事しながら語学留学もできるかも…と思い立ち、仕事が急にオフになった瞬間、下見に行こうと韓国に飛びました! そのとき、韓国人の友達数人に連絡を取って食事をしたんですが、その中のひとりにミンジェがいました。久しぶりの再会でしたし、ふたりで会うのは実はそれが初めて。上手く話せるかな…とちょっと不安だったのですが、びっくりするくらい話が弾んだんです」(南部さん、以下同)

いっぽうミンジェさんは久しぶりに会った南部さんの美しさや聡明さに魅せられ、一気に恋の炎が燃え上がったそう。南部さんの滞在中のガイドを買って出て、様々なところを案内しながら、プライベートな話をたくさんしたと話してくれました。

「旅の最終日、彼から『つきあってください』とストレートに告白されました。彼とは『前世で双子だったのかも』なんて話すほど気が合ったので恋人になりたい気持ちはあったのですが、まだ私は日本に住んでいたので戸惑いがあって…。それを正直に話すと、彼は『韓国に語学留学するなら、こうしてああして…』と大プレゼンを始めたんです(笑)。その様子が面白かったのと、確かにそれならおつきあいも可能かもと前向きな気持ちになって、彼と恋人関係になりました。正直、私はひとりでも楽しく生きていけるタイプですし、海外生活が長かったので、結婚は選択肢のひとつでしかなく焦る気持ちもなくて。国際恋愛、ましてや国際結婚はなかなか難しいというのも周りを見て知っていたので、このときはまさか自分が彼と結婚するとは思ってもいませんでした」

違いがあるからこそ受け入れ合いよい距離を保とうと努力できた!

国をまたいだ遠距離恋愛は、優しくマメなミンジェさんのケアもあって順調に進み、南部さんも安心して留学を決意できたといいます。

「最初は寮に入って学校に通おうと考えていたんですが、彼から『僕の部屋にとりあえず越してくれば?』と提案され、お言葉に甘えてそうさせてもらうことにしました。おだやかで理論的な彼との生活は心地よく、勉強にも身が入って。気がつけば交際9か月が過ぎ、私の誕生日にハワイへ旅行することに。その旅先で彼にプロポーズされました! 食事中、彼が『君以外の人は考えられない、僕がすべてをかけて君を守っていくから…』と10分ほど自分の決意を語り、最後にひざまずいて『結婚してくれますか?』と指輪を出されたとき、驚きと喜びで胸がいっぱいに! 求婚されるとは思っていませんでしたが、彼の倹約家で飾らない部分や真摯な態度をずっと見てきたので、YES以外の選択肢は思いつきませんでした」

その後、家族への報告を済ませ、周りの人から夫婦と認められたふたり。しかし、国際結婚には様々な障壁が待ち受けていたといいます。

とにかく手続きが大変で、今もまだ最終調整をしているところです。どちらの国で先に手続きするかで流れや条件が変わりますし、難しい書類の翻訳も必要。また、文化の違いに驚くこともありました。私たちは様々な国で暮らしたことがあり、両親も理解があるので問題はほぼありませんでしたが、それでも『こんなに違うんだ!』とびっくりすることが。例えば、韓国には〝サンギョンレ〟という日本でいう両家の顔合わせのような伝統行事があり、しきたりも日本とは違うんです。結婚を大切にする韓国では、そういった行事や結婚式をスキップするのは基本ご法度だそう。私たち夫婦はウエディングフォトだけでパーティはなくても…と思っていましたが、家族の思いを考えると無下にはできないなと考えを改めました。普段の生活でも、文化の違いを感じることがあります。韓国では『結婚したら他の異性とふたりきりで会わない』というのがマナーだそう。ミンジェは海外生活が長いのでそういった部分を気にしませんが、人によっては守ってほしいと感じる人もいるはず」

現在ふたりは、韓国と日本を行き来しながら新婚生活中。結婚してからの変化について尋ねると、ミンジェさんから「相手をより理解でき、愛は大きくなるばかりです」という回答が!

「一緒に暮らしたら美しい部分だけを見せることはできなくなりますし、ぶつかることだってどうしても出てきます。でも彼はどんな私も受け入れ、不安にさせることはありません。だから私も素直になんでも相談できるんです。ただ、育ってきた環境が違うので、理解できないことも当然あります。どうしても決断が必要なこと以外は、許し合い忘れ合うのも重要ですね。長い海外生活で、モヤモヤを引きずらず、その場その場で自己解決する練習をしてきたことが、結婚した今になって役に立っています。彼とは、木と風のようにぶつからずおだやかに過ごしていきたいと話しているんです。きっと彼となら、そんな日々を末永く過ごせるんじゃないかな」

南部さんとミンジェさんに、結婚を考える女性にアドバイスを聞いてみると「信頼できる相手と、共に成長して支え合える関係を目指してほしい」と返ってきました。

「結婚はしてもしなくてもよいものだと私たち夫婦は考えますが、でも結婚してよかったことはたくさんあります。特に私は、彼と過ごすことで人と自分を比べることから解放されました。それは彼のよい考え方を近くで学べたから。ぜひ皆さんにも、自分らしい幸せを追求しながら、結婚について考えてみてほしいなと思います!」

\おだやかにふたりで、人生を歩んでいきたいです/

エンゲージリングは、彼が選んだCartier♡

「ブランドものに疎い彼ですが、色々探して『クラシックな雰囲気が麻衣に似合うと思って』と選んでくれた一品。結婚指輪は、現在ふたりで選び中です」

思い出の写真を大切にしています♪

「韓国式写真シールはお出かけの思い出に撮影」

「ケースに彼の写真を入れて飾ったりも♡」

/イタリア旅行でも、ホワイトドレスで撮影しました!\


ふたりの決まり

家事のこと…南部さんが料理担当! ミンジェさんが掃除主任

「身の回りのことはなんでも自分でできるミンジェ。特に掃除が得意! 料理は私担当ですが、洗い物をしようとすると『僕がやるよ』と飛んできて代わってくれます。平等にしたい気持ちはあるのですが彼のほうが多くやっているかも」

お金のこと…手続きの関係で、韓国生活は彼が支払う形に

「国際結婚はお金のやり取りもスムーズにいかないので大変(汗)。色々整うまでは、韓国では彼が支払い、日本では私が…といった感じでどちらかに負担がいきすぎないように調整しています。ちなみに貯金のことも彼と一緒に考え中」

休日の過ごし方…ふたりで過ごすゆったりした休日は心のオアシス

「一緒にずっと過ごせるのが楽しみすぎて、休日は大抵彼より早く目が覚めるんです(笑)。ふたりで家事や用事を済ませたら、ゆったりタイム。映画を観ながら寝落ちした彼を横目に、幸せをかみしめる今日この頃」


CanCamでは連載「JUST Married! -THE 令和婚-」に出演し、結婚にまつわるエピソードを語り尽くしてくださるおふたりを募集しています。詳しくはこちらから!

【終了】結婚連載『JUST Married!-THE令和婚-』出演カップル募集♡

CanCam2026年2月号「JUST Married! -THE 令和婚-」より
構成/衛藤理絵 写真提供/南部麻衣 WEB構成/久保 葵