さらには、貧困化する人の多くが、依存体質の持ち主ということも、丸山さんの分析。
「例えば、タバコ、お酒など物質的な依存から、恋愛、親など精神的な依存までさまざまな種類がありますが、貧困化する人は、これらに過度にハマっている傾向があります。お酒を飲み過ぎて貯金がない、タバコを吸い過ぎて健康を害している、恋愛すると仕事より彼に夢中になってしまう、30歳を超えても実家で暮らしている……など思い当たる人は要注意。貧困予防のために大切なのは、“精神的・経済的な自立”です。ドキッとした人は、今から改善に向けて行動してみてください」
すでに依存してしまっている人は、なかなか改善できないのが悩みなのでは? そんな人におすすめの方法も教えてもらいました。
「比較的実行が簡単なのは、禁酒、禁煙ですが、いきなりストップするのではなく、量をひかえ、その分に使うはずのお金を“つもり貯金”するのはいかがでしょうか。徐々に量も減り、依存体質改善に向かい進んでいくはずです。恋愛や実家への依存については、自分に自信を持つことからスタートを。本を一冊読み終える、仕事で小さな成功体験をするなどの積み重ねを。自信は長期間かけて少しずつ築いていくものですよ」
恋愛や、実家への依存に関するゴールは、“この人たちがいなくても、私はひとりで生きていける”と思えるようになることなんだそう。
なるほど! 「PCを使わないこと」、「依存体質」といった、貧困とは直接関係のなさそうなことが、実は貧困の原因だったのですね!
次回(9月27日公開予定)でも、貧困老人にならないための方法をさらにご紹介します! こうご期待!(前川亜紀)
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