新聞やテレビ、Webニュースなどでよく見かける、会社の代表を紹介する際の「社長」「CEO」「代表取締役」の文字。
中には「社長兼CEO」「代表取締役社長兼CEO」なんて肩書きまで出てきて、「え、結局何なの……何する人なの!?」と頭が混乱しまくっている人もいるかもしれません。
今回はそんな混乱を解消するために、「社長」「CEO」それぞれの違いを解説したいと思います!
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そもそも「社長」「CEO」「代表取締役」といった肩書きの中で、「代表取締役」のみが、法律(会社法)で定められている肩書き。
それ以外は各会社によって決められているもので、あくまで職責上の呼称です。副社長や専務、常務、部長や課長なども同じ! しかも日本のそのような呼称は、会社によってその職責や役割はさまざまなのです。
「CEO」は、職責上の呼称。これは特にアメリカの会社において使われているのですが、“chief executive officer” の略で、日本語に訳すと「最高経営責任者」となります。
先ほどの日本における「社長」などの呼称は、会社によってその職責、役割は異なります。それに対し「CEO」は「最高経営責任者」ということで、はっきりと役割が決まっています。
ですので、(日本では特に)どちらが偉いということはなく、会社によってその扱いは異なるというわけ。