みんなが思う「歳の差婚」は○○歳差から!年齢が離れた夫婦のメリット・デメリット

「歳の差婚」とは年齢に差があるパートナーの結婚を指しますが、実は明確な定義がないもの。では、どのくらい年齢が離れていると「歳の差婚」と言われるのでしょうか? 

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今回は、出会い・恋愛マッチングアプリサービス「ハッピーメール」が男女200人(男性100人、女性100人)を対象におこなったアンケートをもとに、歳の差婚と思う年齢差、ベストと感じる年齢差、歳の差婚夫婦に聞いたメリットやデメリットをご紹介!

歳の差婚とされるのは「10歳差」から


歳の差婚だと思う年齢差を聞いてみたところ、最も多かったのは「10歳差から」、次いで「7歳差から」「15歳差から」。年齢がひと回り程度離れていると歳の差婚だと思われる傾向があるようです。

みんなの歳の差婚のベストは「6~10歳差」


歳の差婚は何歳差がベストだと思うかを聞いてみると、一般回答・歳の差婚夫婦の回答ともに1位「6〜10歳差」2位「3〜5歳差」となりました。理想と現実でベストと感じる年齢差に大きな違いはないようですね。

【歳の差婚夫婦に質問】どっちが年上?

歳の差婚夫婦にどちらが年上なのか聞いたところ、約6割が「夫が年上」、約4割が「妻が年上」と回答! 男性が年上のパターンが多いことがわかりました。

歳の差婚のメリット

◆喧嘩になりにくい

最も多かった回答がこちら。歳の差婚では、結婚する前から価値観や考え方に違いがあることをお互いがきちんと理解している傾向があります。意見が食い違っても「歳が離れているから仕方ない」と自然と許せたり、「そんな考えもあるんだ」なんて違いすら楽しんだりして、喧嘩に発展しづらいようです。穏やかな結婚生活を送りやすいことが歳の差婚の大きなメリット♡

◆包容力があり頼れる

次に多かった回答がこちら。年下からすると年上のパートナーは精神的に余裕があり、社会経験豊富なところを魅力に感じやすいもの。悩みごとも相談しやすく、結婚生活に安心感をもたらしてくれます。また年上からすると年下のパートナーは、新しい価値観からフレッシュな視点を与えてくれてくれて、体力面でも頼もしい! 世代が違うからこそお互い頼りなることも多いんです。

◆経済的な安定がある

個人差はありますが、歳の差があると年上のパートナーのほうが収入が高い傾向に。同年代と結婚するよりも経済的に安定しているとき、年の差婚でよかったと感じる人も多いのでしょう。また、歳が離れていると年下のパートナーのほうが長く働けます。年上パートナーが定年退職しても年下のパートナーが働いて収入を得られることは、歳の差婚のメリットのひとつ。

その他、少数派ですが「結婚までの時間が長引かない」「自分が年下の場合は義両親に可愛がってもらえる」「同年代よりも若いパートナーであることでちょっと鼻が高くなる」といった回答も寄せられました。年上のパートナーは結婚願望が明確で将来を具体的に考えていることが多いので、お付き合いの段階から結婚を意識しがち。また歳の差婚カプルは恋愛の駆け引きよりも居心地や将来性を重視する傾向があるため、結婚までのスパンが短くなりやすいのでしょう。

歳の差婚のデメリット

◆ジェネレーションギャップがある

デメリットで最も多かった回答がこちら。歳が離れていると、たとえばファッションや音楽、流行り言葉などに違いがあるもの。世代の違いを楽しめればいいものの、「話が合わない」「好みが合わない」「言葉が通じない」といったことが続くとストレスを感じる人もいるようです。

◆育児と介護が重なる可能性がある

次に多かった回答がこちら。年齢差のある人と結婚すると年上のパートナーの体力が持たず、年下のほうが育児の負担が大きくなる場合があります。また、年上のパートナーの親の介護が早く始まり、子どもを育てながら介護をすることになる可能性も。年齢差が大きいと、親の介護とパートナーの介護が重なったり、立て続けになって介護期間が長くなったりすることも考えられそう。

◆老後一人になる可能性が高い

歳の差婚では、年下のほうが老後一人になる可能性が高いもの。男性よりも女性の平均寿命が長いといわれていて、年齢差が大きいほど年上の男性との結婚に老後の不安を感じる女性も少なくありません。

その他、「価値観がズレる」「両親からの理解が得られにくい」といった回答もちらほら。生きてきた時代や環境が異なると、仕事やお金に対する考え方や、恋愛観、結婚後の生活スタイルなどにギャップが生じることもあります。また、本人たちは愛し合っていても、親など周りから「本当に大丈夫なの?」と心配される可能性も。同世代同士の結婚が一般的だと考える人もまだまだ多いため、実際に理解を得るまでに時間がかかる場合もあるようです。


現実的に壁は少なくないけれど、年齢の違いを楽しんだり強みに変えながら苦労も一緒に乗り越えたい、この人のためなら頑張れると思える関係なら、結局は幸せになれるのではないでしょうか。自分なりに後悔のない選択をしていきたいものですね!(Mai)

情報提供元/株式会社アイベック