この春から新社会人になった皆さん、改めておめでとうございます! 新しい環境、慣れない仕事への不安や緊張など、悩みがある人も多いはず。
今回はそんな悩みの中でも、お金に関することに焦点を当てた調査結果をお届け!
株式会社セレクトラ・ジャパンが社会人経験のある男女、2173人に行った調査を基に「新社会人×一人暮らしの懐事情」について見ていきます。
ぶっちゃけ、お金に困った事ってありますか?
新社会人としての数年間。本格的に、稼いだお金での新生活をスタートさせるという人も多いはず。そ
まずは、新社会人としての最初の数年でお金に困ったことがあるかを聞いてみたところ、新社会人のうち【2人に1人】がお金に困った経験があると回答! 初めて家計の管理をする人も多いことからも、お金のやりくりに困った経験を持つ人が多数。そんな先輩たちの経験をここからはチェックしていきましょう↓
お金が足りなくなった、主な理由はなんですか?
お金が足りなくなる原因を皆さんに調査。理由のトップ10がコチラです。
生活費に意外とお金がかかってしまったり、税金や社会保険料の負担の大きさが予想以上だったり…! やっぱり最初はお給料の範囲でやりくりするのに苦労している人が多い印象です。奨学金の支払いなどがある人は、なお自由に使えるお金の幅が少なく苦労していることが分かります。
お金のやりくり、結局どうしたらいいの? 先輩からのアドバイスがコチラ!
原因が分かったら、実際に対策を聞きたい人も多いはず。そこで続いては、お金に困ったことがある人・ない人の両方から「経験に基づいたお金のアドバイス」をゲットしてきました。
■新生活を始める前に、お金にある程度余裕を持たせておく
- 社会人になってすぐの一ヶ月は3月のアルバイト代で生活することになるから、沢山シフトを入れてとにかく稼いだ方がいい。(広島、現在24歳、女性、会社員、医療・福祉)
- 社会人になる前にある程度のお金を貯めておくべし(東京都、現在30歳、男性、その他、その他)
「最初のうちは、学生時代のアルバイト代が生活の支えになった」という人も。とくに初任給が出るまでの期間は学生時代の貯金で生活することになるので、ある程度貯金があると安心できそう。
■投資をする、マネーリテラシーに関するアドバイス
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積立NISAしたほうがいい(埼玉県、現在28歳、女性、自由業、医療・福祉)
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知識は大事だからセミナーや勉学に励むべき(兵庫県、現在27歳、男性、会社員、建設業)
何事にも知識は必要! 特にお金で損することを防ぐためにも、勉強することはかなりオススメです。
■お金の管理に関するアドバイス
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毎月固定で貯金額を設定して、給料日に自動で他の口座に引き落としされるようにすれば、残った分でやりくりできるので良いと思ってます。(神奈川県、現在29歳、女性、会社員、情報通信業)
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社会人になったばかりのときに調子に乗って使いすぎた(岡山県、現在22歳、女性、会社員、医療・福祉)
初めてお金の管理をする人は、とくに使い方に注意! 生活費の感覚がつかめない間は意外と浪費してしまうなんてことも。貯金に回す分まで考えておくと、今後の余裕に繋がるかも。
■仕事や余暇に対する態度・考え方
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どんなに嫌なことがあっても、仕事はいきなり辞めるな(千葉県、現在29歳、女性、会社員、その他)
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人付き合いの為に出かけるのも悪くはないけど金銭的な問題もあるので断れる時はしっかり断ればよかった。(広島県、現在28歳、女性、無職)
職場での飲み会などで出費がかさんでしまった人も。お財布と相談しながら、色んな選択をすることも時には大切かも!
先輩社会人はお金がない時にどうやって切り抜けた?
そうはいってもお金に困ってしまうことは現実的にありそう。そこでそんな「お金に困ったことがある」というピンチを経験した人に、切り抜け方をインタビューしてきました。
やはり、最も多かった回答は、「節約」。しかし、細々した節約には限界があるもの。節約しても解決できなかった場合は、対処方法の2位にランクインした「親や家族にお金を工面してもらう」となるようです。
いざという時に備えて、自分でできる対処法を何個か考える&用意しておくと安心ですね。
今回は新社会人の皆さんの懐事情について見ていきました。初めてのことが何かと多く、不安を抱えている人も多いはず。常にある程度余裕を持っておけるよう、計画的に生活していきたいもの。ついストレスが溜まるとパーっと使いたくなる気持ちもわかりますが、1年後の自分が困らないよう、日々の選択をしていきましょう…! (おだかれん)
情報提供元/株式会社セレクトラ・ジャパン 写真/(c)Shutterstock.com
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