クサっ…!正直気になる「恋人のニオイ」ランキング2位「体臭」、1位はコレ

恋人のことは大好きだけど、ふとした瞬間に「あっ、クサっ…!」と感じたことってありませんか? ニオイという相手に伝えづらいデリケートな問題、恋愛に与える影響はどのくらいあるのか気になるところ。

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今回は、株式会社ウェブギフトが運営する「オフィスギフト」が交際経験のある男女300人を対象におこなったアンケートをもとに、恋人のニオイについての本音を探っていきます!

約9割が「恋人のニオイ」が気になった経験アリ


恋人にくさいと感じた経験がある人は90.7%。お付き合いの経験があるほとんどの人が、一度は彼氏・彼女のニオイに悩んだことがあるようです。

正直キツかった恋人のニオイランキング

第1位「口臭」

「お泊まりをした次の日、起床直後に恋人が顔を近づけてきたときに嗅いだことのない生魚のような匂いが口からして、鳥肌が立ちました」(女性)

「寝起きのタイミングが特ににおいがする。少し離れていてもわかるにおいがして言うかどうか迷う」(男性)

「車で助手席に乗って話をしているときにすごく匂いが伝わってきました。失礼ですがドブくさいと感じるニオイで顔を背けて話していました」(女性)

「食事の際に向かい合って会話するときに生臭いニオイがしました」(男性)

「映画館で至近距離で話したとき、きつい口臭を感じました」(男性)

寝起きや至近距離で会話をするときに、口臭が気になってしまうとの声が多数。寝起きは口臭レベルが最も高くなると言われているのである程度は仕方ない…と思いつつ、対策するのとしないのとではニオイの強さに違いがでてくるもの。歯磨きや舌磨き、歯医者での定期的クリーニングなどコツコツ対策をして、恋人との接近に備えて。

第2位「体臭」

「仕事の帰りに相手が自宅へ立ち寄った際、靴を脱いだとき」(男性)

「抱き合ったタイミングですっぱいにおいがしました」(男性)

「足が臭かったです。相手が靴を脱いだときに生乾きと汗が混じったようなとても臭いニオイがしました」(女性)

「同棲してるのですが、よく脇の臭いを嗅がされます。脇の臭いがもう本当に臭すぎてワキガなのでやばいです。あと、唇の下の部分を嗅がされるのですがそこもものすごく臭いです。本人にもくさいと伝えてるのですが、それを面白がって毎日やってきます」(女性)

「仕事中、一緒に車に乗っていたとき。彼は営業でたくさん歩いて汗をかいてました。車に乗って少しすると、嫌なにおいがしてきました」(女性)

足やワキ、体からのニオイが気になる人も。仕事など頑張った1日の後は汗のニオイが発生しやすく、家や車内などの狭い空間ではより気になってしまうようです。日頃から清潔感を保つことを心がけるほか、疲労やストレスを溜めすぎない、バランスのいい食生活をすることも体臭予防につながるそうですよ!

第3位「タバコのニオイ」

「キスした時に口の中がタバコ臭くて不味かった」(女性)

「私自身が非喫煙者なので、横並びで談笑している際にタバコの匂いがした時に過敏になってしまいました」(男性)

「タバコの匂いは歯を磨かないととれないと思います」(男性)

「記者をしている人だったので、当時出入りしている取材箇所のせいかタバコの匂いが酷かったです。お風呂あがりでもうっすら臭うくらい染み付いていてかなり嫌でしたが、仕事上仕方のないことなので我慢していました」(女性)

「ドライブをしていて途中のドライブインで休憩した際に隠れて煙草を吸ったみたいで、車に乗った瞬間鼻の奥を刺激するようなにおいが広がりました」(男性)

喫煙者と非喫煙者の間で大きな溝を生みがちなタバコのにおい。髪や服に染みつきやすいのはもちろん、「キスしたときの口臭が気になる…!」という声もありました。喫煙者は自身が思っている以上にパートナーへの配慮が必要かも。

恋人の気になるニオイ…どう対処してる?

1位:我慢する

「1度やんわり伝えたことがあるのですが、やはりショックだったようで私もその姿を見るのも辛くなり、我慢できないこともないと思い伝えることを辞めました」(女性)

「センシティブなことなのでかなり指摘はしづらかったし、どうしても我慢できないほどではないので我慢しました」(女性)

「指摘すると険悪なムードになりそうで指摘できず、我慢した」(男性)

恋人との関係を壊さないよう、多少ニオイが気になっても我慢する人が約半数! とくにワキガやデリケートゾーンのニオイは言い出せない人が多いようです。とはいえ、あまりにもにおうと一緒にいて体調が悪くなりそうだし、本人が気づいていなければ教えてあげる必要がありそう。信頼関係を深めながら徐々に話し合えるようになるのが理想的ですね。

2位:直接指摘する

「あまりにも香水の匂いがきつすぎて、直接彼に言いました。どのようにつけたのか聞き、香水というものはどういうふうに使うか教えてあげました」(女性)

次に多かったのは、直接伝える派。「香水のつけ過ぎ」などすぐに直せる場合はストレートに言うほうが効率がいいですね。寄せられたコメントのように直接アドバイスできるのは、普段からコミュニケーションが活発で信頼関係がある証拠♡恋人のプライドを傷つけないよう優しい言葉で教えましょ!

3位:遠回しに指摘する

「『なんか臭くない?』や『なんか変な臭いしない?』と相手が自分で気付くように質問しました」(女性)

「直接指摘するのは気まずかったので、ガムを勧めて遠回しに伝えました」(男性)

相手が自分で気づくように振舞ったり、遠回しに伝えたりするなど、恋人の気持ちを考えながら工夫して伝えている人も。本人がそれに気づいたとき心の中で「そうだったんだ…」と落ち込んでしまうと思いますが、その場を表面的に盛り下げない方法として遠回しに伝えるのはひとつの手。

4位:ふたりで一緒に対策する

「直接指摘できる関係ではあったが、気分が台無しになってしまうことが嫌だったため、一緒に食事をして、そのあとに一旦歯を磨こうという提案をして、ふたりでケアしました」(男性)

「どんな事があっても性行為の前にお風呂に入る」(男性)

「付き合いだしたのが夏前だったので、『汗の匂いが気になるから対策したい、お互いに無理な匂いが出てくると悲しい気持ちになるから一緒に直していきたい』と言いました。彼が『足が一番悩み』と話し始めたので、私の皮膚科受診の時に一緒に予約し、匂いの相談を医師にしました」(女性)

少数派であるものの、「相手だけの問題にせず自分も一緒になってケアをした」という素敵な声も。「一緒に歯磨きしよう/お風呂に入ろう」などパートナーに寄り添った言動には大きな愛情が込められているはず。お互いの気になるところを伝えられる関係、ふたりで解決していくスタンスは恋人として理想的ですよね!

ニオイが恋愛に与える影響


恋人の気になるニオイがふたりの関係にどのような影響を与えたかを聞いたところ、約8割が「特に影響はなかった」と回答。しかし残りの約2割はなんらかのダメージがあったようです。次にそれぞれの回答理由をみていきましょう。

◆特に影響はなかった派

「口のにおいが無くなってよかったね、教えてくれてありがとうとお互いスッキリできました」(女性)

「ずっと匂ってるわけではないので特に影響はありませんでした」(女性)

「ガムを勧めて遠回しに伝えましたので特に関係に悪影響を与えることもなく、相手も気づいたのか、気をつけるようになりました」(男性)

◆直接の原因ではないが、別れるきっかけの一つになった派

「だんだんその臭いにもイライラしてきて近づくのも億劫になっていった。別れた原因は別にあったけど、嫌な思いもしたし。別れようと思える原因の一つでもあった」(女性)

「そのことが気になり、次第に気持ちが冷めた」(男性)

「煙草を吸う吸わないで揉めたので別れた」(女性)

◆別れる原因になった派

「月日が経つにつれ愛情は冷めていくので、我慢できていたものも我慢出来なくなってきます。いずれ別れるからいいか、とどうでもよくなります」(女性)

「自分が匂いフェチで鼻が敏感ということもありしんどくてお別れに繋がってしまいました」(女性)

「付き合った当初は非喫煙者と嘘をついていた為どんどん信用が無くなりました。」(男性)

◆会う時間や回数が減った派

「夏場や暑い時は外出を控えたりしました。相手に対する印象を悪くしない為というのが大きな理由の一つでした」(男性)

「匂いについて自分が敏感なため、口臭に勘付いてからは会う頻度が少なくなっていった」(女性)

「不潔と感じてしまい、近くにいたくなくなった」(女性)

ニオイについて率直に話し合い改善できたり、一時的なニオイであれば気にならなかったりといったパターンなら、恋愛に影響を与えないことが多いようですね。でも、ニオイへの不快感が重なって恋人への気持ちが冷めてしまう人もちらほら。「匂いフェチ」なら体臭の相性が合わない人との恋愛は難しそう…! また、自分が相手を嫌いにならないために会う頻度を減らす人もいますが、根本的な解決にはなっていないので結末が気になるところです。

好きでも限界アリ?恋人のニオイの我慢できる範囲は…

◆お互いさま。少しくらいなら大丈夫!

「めちゃくちゃ臭いのは我慢出来ないが、好きな人なら少しくらいのニオイは気にならない」(女性)

「足の臭さも冗談などで笑いが溢れる会話になったりするので、ある程度は我慢できるし気にならないです」(女性)

◆できれば改善してほしいかな…

「付き合いはじめは我慢できても、一緒に生活するとなると苦痛に感じるようになると思うので、改善する努力は必要だと思います」(女性)

「なんでもいい会えるくらい何年も一緒にいれば冗談混じりにいうことはあるかもしれませんが、はっきりは言えないので他の人に気づかれる前に自分で改善して欲しいです」(女性)

◆我慢できない!すぐに改善してほしい

「顔や性格が良くても、匂いは絶対にストレスが溜まると思います」(女性)

「私が不快に感じた場合、他の人も不快に感じる可能性があるから」(女性)

「こちらもある程度は意識をしているので、同じくらいには気にして欲しいと思います」(男性)

◆好きだから♡どんなニオイでも気にならない

「よっぽどのことがない限り気にならない」(女性)

「だって匂いも含めて好きになったんですから」(男性)

「匂いがあっても、彼女の性格等々に問題はないので」(男性)

恋人のニオイのおすすめ対処法

ここまでの調査から、ニオイは人によって感じ方が異なりますが、多くの人が恋人との関係において無視できない要素だと考えていることがわかりました。「ニオイ」というデリケートな問題を恋人同士の信頼関係を損なわずに解決するには、次の3つのことが大切!

  1. 相手を傷つけずに伝える
  2. 一緒に対策を考える
  3. 自分自身も清潔さを保つ

お互いを想う気持ちがあれば、ニオイの問題もスムーズに乗り越えられるのが事実。セルフケアで解決できないニオイは病気の原因であることも考えられるため、医師への相談も検討してみてくださいね。(Mai)