2月19日より、王子ホールディングスと世界的な人気キャラクター「ムーミン」がコラボレーションした「WITH FOREST PROJECT」がスタート。記者発表会に、CanCam専属モデルを長年務めてくれていた、トラちゃんことトラウデン直美さんが登場しました。
「ムーミン」の物語では、「Respect for Nature」の価値観をとても大切しながら、自然と共に生きる美しいくらしが描かれています。その価値観に、森林資源を活かした事業を150年以上続ける王子ホールディングスが共感。すべての人に森を身近に感じてもらうことを目的に、森の価値を発信する取り組みをスタートします。
総面積63.5万ヘクタールと、日本の民間企業では最大級の広さである王子ホールディングスの社有林「王子の森」では、「健やかな森を作って、自然を循環させる」を心がけています。紙やティッシュのもとになる木を長い年月をかけて育てるだけでなく、約3割を環境保全林として管理。私たちのくらしにぬくもりをもたらし、水を育み、山の幸を実らせ、土砂崩れなどの災害を防ぎ、多くの動植物の命が息づく森を守っています。
▼イベントレポート!
トラちゃんは「紙の糸」で作られたオールホワイトのファッションで登場。「(紙のように)カサッとするのかな? と思ったら、袖を通すとストレッチが効いていて体になじんで、羽衣のように着心地がいいです」とコメント。
王子ホールディングスの代表取締役社長・グループCEOの磯野裕之社長とのトークセッションでは、磯野社長とともに訪れた王子の森や工場見学の際のエピソードが語られました。
「王子の森にたくさん行かせていただきましたが、森ごとに空気や顔、音が違い、それぞれの魅力があります。普段は人が入らないところに入らせていただいたときは、本当に神秘的で、神様が作ったような環境で。植林も経験したのですが、植林した1年後に同じ場所に連れていっていただくと、小さい赤ちゃんの木が並んでいたところから、少し大きくなっていて、愛着が湧きました。
工場見学も、木を運ぶ際に自然の水の流れに乗せて運搬するところを見させていただいて、森が育んだ“水”を活用しているのが、まさに人間と自然の調和だと感動して、こういうサステナブルのあり方って素敵だな、と思いました。ずっと質問攻めにしていました(笑)」
森を知り尽くす磯野社長は「北海道・猿払の森は、都市の光が入らないので星がとてもきれいに見えるんです。ニュージーランドでは星空が観光資源にもなっているので、ぜひ体験してみてほしいです」と、スクリーンに天の川のような星空の写真を写しながらトーク。トラちゃんも「森の恵みを一身に浴びる瞬間、ぜひ体験したいです!」と前のめり。
さらに森やムーミンにまつわるQ&Aも。両親が大のムーミン好きで、実家にたくさんのムーミングッズがあるトラちゃん。思い入れがあるからこそ、今回のコラボを嬉しく思っているようです♡
Q.森を訪れた際のいちばんの楽しみは?
A.森の表情と音色
「森ごとに全然違った空気感があって、それを深呼吸しながら味わうのが楽しい。生き物、土の感じや植物などもちょっとずつ違う。『どうしてこれはここに生えてるんだろう?』などが知りたくなります。それに、森は木も葉っぱも、朽ちてなお新しい命の栄養になる。森を見ていると、私もそんな後世の栄養になれる存在になれるのだろうか、とふと考えます」
Q.森が印象的な国はどこ?
A.やっぱり日本
「日本の森にいちばん行かせていただいたのもありますが、南北に長い国なので、森の表情の違いがわかりやすく、いろんな違った森の美しさを見られます。自分の状態によっても見られるものが違うので、森に行くチャンスがあるなら、いつでも森に行きたいし、深呼吸して森の恵みを受けたいです。
Q.もしムーミン谷の仲間に加われるなら、何がしたい?
A.みんなと探検に行きたい!
私も冒険や探検が好きなので、ムーミンと一緒に探検に出掛けて、ムーミン谷の仲間に紹介してほしいです。仲良く…は、できなくてもいいです(笑)! みんなの生活を覗かせていただきたい。でも仲良くしてくれそうですよね♡
Q.ムーミン谷の仲間で、いちばん自分に似てるのは?
A.父に言われるのは「リトルミイ」!
小さい頃から父に「直美はリトルミイみたいだね」とよく言われていました。私の初めての口癖が「自分でやりたい!」という意味の「ぶんでー!」。やらせてもらえないと、むうってぶすくれていたらしく、ぷんすかしているとミイちゃんみたいだね、と言われていました(笑)。自分じゃわからないところもありますが、ミイちゃんかわいいので嬉しいです。実は家で使っているめがねもリトルミイの柄が入っています。
Q.最後に、今回のプロジェクトを応援する一言をお願いします!
A.森と共に生きている。
都会に住んでいると、なかなか森に行く機会はないですが、でもやっぱり私たちは森と生きている。私たちの周りにある空気やお水、紙製品。あらゆるものが森によって生かされている部分があって、森と生きているつもりがなくても、森と生きている。その森を私たちの生活と繋げてくれているのが王子のような会社だと思うので、今回のプロジェクトを通して、「森と生きているな」と実感できる瞬間があったらいいな、と思います。
▼ムーミンコラボプロジェクト詳細
森がくらしにもたらす豊かさをムーミンの世界観で伝える特設サイトなど、数々のプロジェクトが展開されていきます。
シンボルは、社有林である「王子の森」の木で作られた特製ムーミン像。銀座本社ビル等で展示します。
ノベルティとして、表紙がなんと木でできた「森と生きるハンドブック」を、学生向けの採用イベントや取引先に配布。
さらに、北欧カラーを散りばめたムーミンデザインのティッシュも5月に数量限定で全国発売。通常、ティッシュが出てくる取り出し口にはプラスチックフィルムが使われていますが、なんとこのティッシュはその部分も紙で作られており、一切プラスチックを使っていない環境配慮型商品です。
2025年5月発売予定(数量限定発売)
オープン価格
さらには、ムーミンの世界観を感じながら森とくらしの深い結びつきを体験できる期間限定イベントを代官山T-SITE GARDEN GALLERYで開催予定、それにともなって渋谷駅内に広告を展開予定など、プロジェクトはさまざまな広がりを見せていきます。
ぜひチェックしてみてくださいね。