映画の世界に入ったみたい…♡一度は行ってみたい「レトロ温泉ランキング」TOP10

寒い冬を温泉で乗り切りたい!

寒さの厳しい日がつづいていますよね。こんな冬こそ「温泉にいきたい!」と思っている人は多いはず。いざ温泉を探すと、たくさん魅力的な温泉があって悩んでしまいますよね。効能、観光、写真映え…。

ここでは、株式会社リクルートの発行する旅行情報誌『じゃらん』が、全国の20〜50代の1022名を対象にアンケートを実施した「じゃらん 映画の世界のようなレトロ温泉ランキング」をご紹介します。

「『じゃらん』まるで映画の世界なレトロ温泉ランキング」TOP10!

「『じゃらん』まるで映画の世界なレトロ温泉ランキング」のTOP10がこちらになります。いったいどんな温泉が多くの回答を集めたのでしょうか。それではそれぞれの温泉を確認していきましょう。

1位 法師温泉 長寿館【群馬県】

堂々の1位に輝いたのは群馬県の「法師温泉 長寿館」でした。1895年建築の大浴場で、「日本秘湯を守る会」認定第1号だそう。明治時代の面影が残る鹿鳴館風の「法師乃湯」と「長寿乃湯」では、浴槽に敷き詰められた玉石の隙間から、絶えずに源泉100%の新しいお湯が湧き出しているそうです。歴史ある建物にロマンを感じながら、温泉を楽しめるのは魅力的ですよね。

2位 山代温泉 古総湯【石川県】

2位は石川県の「山代温泉 古総湯」。こちらは、明治時代の総湯の跡地に、2010年に復元された共同浴場だとのこと。美しい白木の外観、床・壁の九谷焼タイルなど、当時のままの雰囲気が再現されているそうです。それだけでなく、シャワーが無く、かけ湯で入る当時の入浴スタイルで温泉を楽しむことができるとのこと。とことんレトロな雰囲気を堪能できそう。ステンドグラスから光が差し込み、湯船にはカラフルな色が映し出されるとのことで、なんだかロマンチックですよね。

3位 奥つちゆ 秘湯 川上温泉【福島県】

3位にランクインしたのは福島県の「奥つちゆ 秘湯 川上温泉」。こちらは創業1615年の歴史ある宿で、15代目の先代が「他にないお風呂を作りたい」と発案し、完成した「半分洞窟・半分露天」という、なんともユニークなお風呂だとのこと。職人が手掘りで1年半をかけ、浴槽には青森ヒバを使用していて、深さが0.85mあるため、用意された浮き輪を使うこともできるそう。いったいどんな温泉なのか、ついつい足を運びたくなってしまいますね。館内の万人風呂と男女日替わりで楽しめるそうですよ。

4位 片倉館【長野県】

4位の長野県「片倉館」は、大正から昭和初期に、絹産業で成功を収めた片倉財閥が、地域の厚生施設として建てたという温泉場だそうで、2011年には国の重要文化財に指定されたとのこと。長さ7.6m・奥行き4mの大理石の浴槽に、ステンドグラスなどなど…  見どころが満載だそうなので、ワクワクしながら温泉を満喫できそうです。

5位 新玉川温泉【秋田県】

5位は秋田県の新玉川温泉でした。pH1.2の酸性泉で、世界でも珍しく塩酸が主成分になっているとのこと。なんと、レモンの2倍以上の酸性度ともいわれているそうです…!ピリピリとして、長く浸かると大人でも痛いほどだそう。大浴場には浴槽が14種類あり、刺激がマイルドな湯船もあるとのことなので、安心ですね。好みや体調にあわせて選べるのが嬉しいところです。

6位 千人風呂 金谷旅館【静岡県】

6位にランクインしたのは、静岡県の「千人風呂 金谷旅館」でした。千人風呂が建てられたのは1915年。長さ約15m・幅5mと、日本有数の大きさを誇る総檜造りだそうです。源泉100 %かけ流しのお湯が注がれていて、湯口から離れるにつれて温度が下がるので、ちょうどいい温度の場所で温泉に浸かるのがおすすめだそう。好みの温度で温泉を楽しめるのは嬉しいポイントですよね。

7位 湯元 不忘閣(ふぼうかく)【宮城県】

7位の宮城県「湯元 不忘閣(ふぼうかく)」は、なんと歴代伊達藩主御用達の宿。約417年前、伊達政宗がこちらに滞在して感動し、「不忘」と名付けたといわれているそうです。6カ所お風呂があり、伊達政宗が入ったとされる石風呂「大湯 金泉堂」は、30人の職人が2年かけて作り、無色無臭の温泉を源泉100%かけ流しているとのこと。伊達家の資料を展示した、敷地内の青根御殿も必見だそうなので、温泉とこちらも合わせて、しっかりと歴史のロマンに浸ることができそうです。

8位 蔦(つた)温泉【青森県】

8位は青森県の「蔦(つた)温泉」。平安時代に開湯したとされていて、源泉の上に浴槽があるので、湯船の底板から空気に触れていないお湯が届く、源泉100%“湧き”流しが特徴だとのこと。「久安の湯」は歴史を感じられる、趣ある雰囲気だそうで、歴史ある温泉を楽しみたい人にはぴったりですね。

9位 入之波(しおのは)温泉 山鳩湯【奈良県】

9位は奈良県の「入之波温泉(しおのは)温泉 山鳩湯」です。1973年に創業した、奥吉野のダム湖畔にある温泉施設で、毎分500Lのお湯が自噴しているそうです。泉温39.6℃のため寒い時期は加温するものの、加水は一切していないとのこと。ケヤキの切り株をくりぬいたという露天風呂からは、大迫ダムと自然を見渡すことができるそうです。少しぬるめのお湯なので、長湯を楽しむのにおすすめだそうで、魅力的な温泉も、雄大な自然も、どちらもゆっくり堪能できるのは嬉しいですよね。

10位 指宿(いぶすき)温泉 村之湯温泉【鹿児島県】

10位にランクインしたのは、鹿児島県の「指宿(いぶすき)温泉 村之湯温泉」でした。浴槽、むき出しになっている梁、歴史を感じる浴室などなど。渋い魅力を感じられる雰囲気があるとのこと。足元湧出を含む、温度の違う4つの源泉があり、それを混ぜて温度を調整するという伝統的な技法を守っており、全国から温泉好きたちが足を運んでいるそうです。どんなお湯なのか気になりますよね。

「レトロ」をキーワードに温泉を楽しんでみよう!

いかがでしたか? 思う存分レトロな雰囲気を堪能したら、なんだか心もリラックスできそうですよね。みなさん、ぜひこれを機に、「レトロ」な雰囲気を意識して温泉を満喫してみてくださいね。

情報提供元/株式会社リクルート 「じゃらん 映画の世界のようなレトロ温泉ランキング」