CanCam世代の憧れの人に聞いた「センスの素」を言語化!
ファッションはもちろん、食べるものやおうちのインテリアも、趣味が抜群にいい。今憧れるのは、そんな衣・食・住トータルでこだわっていておしゃれな人! 例えば、いつ見てもおしゃれ。SNSで垣間見える生活が洗練されている。そんな「センスのある人」ってどうしたらなれるんだろう?
生まれ持ったものとも限らないからこそ、深ボリしたい! ということで、今日からマネできる「センスの素」を4人のおしゃれさんに聞いてみました。今回は、青山学院大学のミスコンファイナリストにも選ばれた、森山紗希さんのライフスタイルを直撃!
Instagram:@morisaki0404
1999年4月4日生まれ、マーケティング会社勤務。青山学院大学に在学中、ミスコンのファイナリストに選ばれ一躍注目を集める。透明感抜群の雰囲気と上品で女らしいコーデが絶妙にマッチしている、CanCam世代の憧れの存在。
上品&女らしい〝今っぽきれい〟なスタイルが魅力
自分を客観視してみることで本当に必要なものが明確になる
「私が本格的におしゃれに目覚めたのは大学生のとき。周りにおしゃれなコが多かったので、すごく刺激を受けたなと思います。当時はそのコたちの真似をしてみたり、とにかくトレンドに飛びついてみたり、自分に似合うかどうかよりも、なんとなくかわいいかな…っていうふんわりした視点で服を選んでいました。でも青学のミスコンに出させてもらったときに、改めて自分を見つめ直す機会が増えて、「あれ? 私似合ってないかも?」って(笑)。段々と削ぎ落としていった結果、今のスタイルに落ち着いた感じですね」
「例えば、私は童顔なのでかわいいテイストの服は幼く見えるし、しっかりめの肩幅のせいで、ふんわりしたシルエットの服は太って見えてしまうんです。だからそういうアイテムは避けるようにしています。ヘアメイクも、美容師さんに髪の巻き方を教わったり、私に似合うメイクを研究しました。そうやって自分を客観視できてから、周りに「変わったね」って言われる機会も増えましたね。私自身、センスがいいなって惹かれる人は、自分のことがよくわかっている人。そういう人は、インスタで見る写真の色味も、着ている服にも、なんだかその人の個性が表れてる。自分に似合う雰囲気へのアンテナを常に張ることで、ますますセンスが磨かれていくんじゃないかな、と思います」
■FASHION HISTORY
中学生…ほわっとした優しい色味の服にハマっていた時期。
高校生…SNSを見ておしゃれな人に憧れつつ、部活と塾でおしゃれとは無縁の生活。
大学生…かわいい系や海外っぽい柄物など、似合うファッションを模索。ミスコンに出場。
現在…会社でも休日でも着られるきれいめスタイルに着地。
森山紗希さんのセンスの素6
■Fashion…色数は2〜3色までに抑える
色数を絞ることで大人っぽい雰囲気に
「ワードローブのほとんどはベーシックカラー。いつもまず着たいアイテムをひとつ選んでから、シックにまとまるように組んでいます」
「きれいに引き寄せてくれるジャケットが大好きで、8着くらいは持っているかも」
■Beauty…必ずどこかはピタッとさせてメリハリを!
すっきり仕上げるのが私のベストバランス
「骨格的にふんわりとしたシルエットが似合わないな…と感じているので、夏はデコルテ周りをすっきりと、秋冬は上下どちらかはタイトに引き締めたり、メリハリをつけて着こなすように気をつけています」
■Lifestyle…心がときめくホテル起点で旅をする
非日常な空間に癒されるんです♡
「お金の使い道は旅。月に一度か2か月に一度はどこかに行っています。のんびりと過ごしたいので、とにかく宿重視」
「SNSで素敵なホテルを見つけたら保存しておいて、次はここに行こう! と日々の活力になってます」
■Beauty…服の邪魔をしないシンプルネイルが定番
シンプルネイルなら服が品よく際立つ
「基本は指先がきれいに見える肌なじみのいいカラー。そこに秋はニュアンスでカーキを入れてみたり、冬はラメを加えたり季節感をプラスしています」
「色をきかせたいときは、大人っぽく華やかなボルドーにしがち。指先がきれいだと気分も上がる♡」
■Beauty…手元は盛って、自分らしい世界観を楽しむ
特徴的なデザインと華奢リングをMIX
「THEイエベなので、持っているアクセはほとんどがゴールド。片手に華奢なリングを重ねたら、もう片方はガツンと効くリングを合わせることが多いです」
「コーデがシンプルなので、手元は盛ってメリハリがつくように。特徴的なデザインに惹かれます」
■Beauty…ベースメイクはツヤ重視!
メイクは引き算! 抜け感を大切に
「しっかりメイクをすると顔がうるさくなりがちで、パーツよりも肌作りに時間をかけています」
「自然なツヤが出るSK-Ⅱの下地を塗ったら、ディオールのコンシーラーをポイントで使って立体感を出すのがお気に入り」
削ぎ落とすことで、私らしさが見つかった
自分を客観視してみたり、髪の巻き方やメイクを研究したりと、努力から生まれた森山さんの〝センス〟。まずは、どんなメイクが似合うのか、どんなファッションに気分が上がるのか、自分が好きな自分らしさを客観視してみるのが近道かも♡