ケバくならないコツは?”強め顔さん”のための最新「盛りメイク」テク

顔タイプ別・秋ムードが高まる濃い盛りメイクのコツ

夏から秋に向けて、いちばん変えたいものといえば実はメイク。秋ムードが高まる濃いめメイクのちょうどいい塩梅を、ホリが浅めの「儚げ顔」さん、ホリが深めの「強め顔」さんのタイプ別に、ヘア&メイク河嶋 希さんがレクチャーします! 今回は「強め顔」さんのための濃いめメイクをご紹介します。

トップス¥1,590(神戸レタス)、ビスチェ¥37,400(RYU KAGA)、イヤカフ¥8,800(Jouete)、リング[左手]¥34,100(ete)、[右手]¥9,680(ズットホリック〈フル・オブ・グレイス〉)

「強め顔」さんは、質感重視で、優しげ濃いめに盛る!

「強め顔」さんってこんな人!

  • 顔全体のホリが深め
  • 眉の毛が太く、色が濃いめ
  • 目が大きく存在感がある
  • 鼻筋が通っていて高め
  • 唇に厚みがある

★ちなみに…ホリが浅めの「儚げ顔」さんはコチラをチェック!


強め顔さんの「濃い盛り」ポイント

色は控えめに、ラメ・グリッター・ツヤの湿度のある質感で華やかな印象をプラス

「顔のパーツがはっきりしていて元からホリが深めの強め顔さんは、色で濃く盛ってしまうとケバい印象になりがち。濃い発色のものは避けて全体の色味を控えめにし、質感でメイク感を出していくのが最適です。マット質感は老け印象につながってしまうので、フレッシュな印象をもたらす、湿度を感じるラメやツヤ質感がGOOD。目元の色味は透明感が出るパープルとシルバーを、リップは透け感のあるローズレッドで、肌なじみよくほんのり血色を与えるのがおすすめです」(ヘア&メイクアップアーテイスト・河嶋 希さん)


眉は…毛並みをふわっとさせやわらかいブラウンカラーに

毛が濃いめで太い眉は、ふわっとした毛並みは活かしつつ血色ブラウンでトーンアップ。

目元は…グリッターとラメを目元全体にのせ透明感を盛る

輝き方が異なるグリッターとラメを上下まぶたで使い分け、質感で盛り感をアピール。

チークは…チークレスで肌のツヤ感を活かす

強め顔は目元をメイクするだけで一気に存在感が出るので、チークレスで抜け感をもたせて。

リップは…ぷるんとしたツヤでピュア感を演出

目元のきらめきとリンクするように、唇はツヤ質感が好相性。強め顔にピュア感もプラス。


使用色&How to Make-up

使用色

A.レイッシュなブラウン。ジルスチュアート ビューティ ジルスチュアート エアリーステイ ブロウライナー 09 ¥2,420 
B.ふわっと眉に仕上がる。カネボウ化粧品 ケイト 3DアイブロウカラーZ BR-5 ¥935(編集部調べ) 
C.多色パールとブラックパールを配合。THREE ユナイテッドフルイドアイカラー X04 ¥3,850(限定品)
D.輝度の高いパールで立体感もアップ。コスメデコルテ ダズリング ジェム 03 ¥3,520 
E.パックしたようなぷるんと唇に。エレガンス コスメティックス エレガンス クラルテ ルージュ ビジュー 02 ¥3,850

How to Make-up

Eyebrow
A
で眉の毛が足りないところを1本1本足すように描く。Bを眉尻から眉頭に向かって根元から毛を逆立てるように塗り、しっかりカラーリング。最後に眉頭から眉尻に向かって塗り、毛流れを整える。

Eye
C
のチップで上まぶたに3点置きし、アイホール全体と目頭から目尻の終わりまで横広めに指でなじませる。パープルで透明感もアップ。Dを指に取り、下まぶたの目頭側1/3の範囲のキワに入れる。シルバーラメでクリアな白目に。

Lip
湿度を感じる目元のラメに合わせて、リップも潤いのあるツヤ質感で一体感を。Eを唇全体にたっぷり塗って。透けるローズレッドでちょうどいい血色もチャージ。


もっと濃く盛るなら…ピンクベージュチークを広めに入れてかわいげに

チークを足すと女っぽさが上がるだけでなく、顔の余白が減ってメリハリもアップ。肌なじみよく血色感を与えられるピンクベージュのチークなら、強め顔にいい塩梅の甘さをプラスできます。広めに入れてもくどく見えないのもポイント。

ニット¥14,300(LAGUNAMOON ルミネ新宿)、ピアス¥12,760・リング[左手]¥9,240(ズットホリック〈フル・オブ・グレイス〉)、リング[右手]¥12,100(Jouete)、インナー/スタイリスト私物

+αアイテム

ほわっとしたやわらかい発色でぼかしやすい。SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 03 ¥6,600

How to Make-up

チークのグラデーションをブラシで満遍なく混ぜて取り、頬の中心に逆三角形に広げる。内側は目頭下あたりまで入れ、顔全体がほんのり赤らんでいるような血色感を演出。

強め顔さんは、ラメやグリッターなどのきらめき質感を味方につけるのがコツ。秋ムードが高まる濃いめメイク、ぜひトライしてみてください♡

CanCam2024年10月号「秋顔は、濃い盛りメイクであか抜ける!」より
撮影/岡本 俊(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/杉本奈穂(KIND) モデル/長谷川美月 構成/小嶋明恵 WEB構成/深澤 彩
◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。商品についての問い合わせ先は、こちらから。