自然とホリ深な顔立ちに見える「最旬盛りメイク」のコツ【2024秋】

顔タイプ別・秋ムードが高まる濃い盛りメイクのコツ

夏から秋に向けて、いちばん変えたいものといえば実はメイク。秋ムードが高まる濃いめメイクのちょうどいい塩梅を、ホリが浅めの「儚げ顔」さん、ホリが深めの「強め顔」さんのタイプ別に、ヘア&メイク河嶋 希さんがレクチャーします! 今回は「儚げ顔」さんのための濃いめメイクをご紹介します。

ジャケット¥14,300(dazzlin)、イヤカフ¥37,400(ete bijoux)、リング¥15,400(ズットホリック〈エムシー・スタジオ〉)

「儚げ顔」さんは、陰影グラデでキリッと濃いめに盛る!

「儚げ顔」さんってこんな人!

  • 顔全体のホリが浅め
  • 眉の毛が細く、色が薄め
  • 目の形が切れ長気味や奥二重
  • 鼻に丸みがある
  • 唇が薄め

儚げ顔さんの「濃い盛り」ポイント

下まぶたが濃く、上まぶたが薄くなるグラデーションな目元でホリ深な顔立ちに

「全体的に顔のホリが浅めな儚げ顔さんは、ベージュブラウンシャドウで顔のホリ深さを演出。特にアイシャドウの塗り方がポイント!
一般的なグラデーションシャドウは上まぶたのキワの色を濃くして、眉に向かって薄くしていきますが、今っぽく濃く盛るなら、下まぶたをいちばん濃く、上まぶたに向かって薄くなるグラデーションにするのがおすすめ。
下まぶたを濃くすることで下重心な顔立ちになり、上まぶたは眉下まで薄い色を塗ることで自然なホリ深さが生まれ、これだけで濃いめ印象がアップします」
(ヘア&メイクアップアーテイスト・河嶋 希さん)


眉は…アッシュベージュのパウダーでアーチ眉に

大胆にのせたアイシャドウにあわせて眉も濃いめに。きれいめ印象のアーチ型が好バランス。

目元は…ベージュブラウンシャドウの下重めグラデーションでしっかり陰影をつける

上まぶたはベージュを眉下まで広げてホリ深く。下まぶたはブラウンを入れて引き締める。

チークは…ベージュチークを広めに入れて骨格のメリハリ感をアップ

シェーディング効果もあわせ持つベージュチークで、血色感だけでなく引き締め効果も。

リップは…肌なじみのいいベージュリップで目元を引き立てる

目元が濃いぶんリップは抜け感を意識。ヌーディなベージュリップで大人なムードを引き立てて。


使用色&How to Make-up

使用色

A.透明感を引き出す絶妙なサンドカラー。SUQQU 3D コントロール アイブロウ 03 ¥7,150(9月6日発売予定) 
B.唯一無二のベージュブラウンが目元に奥行きを与える。イヴ・サンローラン・ボーテ クチュール ミニ クラッチ 710 ¥10,890 
C.ハイライトのように光を集めつつ優しい血色を添える。資生堂 インウイ チーク 04 ¥6,050(セット価格/数量限定品) 
D.やわらかいオレンジに微細なレッドパールがIN。セルヴォーク アラウズ リップス 13 ¥3,960(セット価格)

How to Make-up

Eyebrow
ブラウンシャドウと相性のいい、くすんだアッシュベージュのパウダーで濃いめ眉に。Aの♥をブラシに取り、眉の毛が少ない部分を埋めて。眉尻に向かって緩やかなアーチを描くように形を整える。

Eye
Bの♥を眉下までふわっと広げ、★を二重幅の範囲に重ねる。ベージュで影っぽさを与えつつ、繊細なラメで立体感も。下まぶたは♣を全体にのせて、◆を下まぶたのキワ全体に細く入れる。ビターなブラウンで目力もアップ。

Cheek
目周りのトーンに合わせたベージュチークで落ち着いた血色感を。Cをブラシに取り、頬の中心に逆三角形になるように広げる。ほんのり影っぽさもあり顔が引き締まる。

Lip
異なるベージュのニュアンスでワントーンメイクにメリハリを。リップは透け感のあるベージュバームで程よい血色をON。唇全体にDのリップを直塗りしてなじませる。


もっと濃く盛るなら…赤みブラウンをオーバーめに塗って

もっとメリハリが欲しいときは赤みブラウンリップで唇を主張させると、濃い目元とも相性抜群! 濃いめリップは、くすみをはらんだ落ち着いたカラーが秋らしくおすすめ。リップライナーで輪郭をとって立体感を出すとイイオンナ感も高まる!

シャツ¥27,500(Diagram 表参道ヒルズ店〈Diagram〉)、ピアス¥17,820(ズットホリック〈メルセデス・サラザール〉)

+αアイテム

A.なめらかな質感で描きやすい。パルファン・クリスチャン・ディオール ルージュ ディオール コントゥール 229 ¥4,290
B.サテンのような輝きを放つ。NARS エクスプリシット リップスティック 885 ¥5,280(セット価格) 

How to Make-up

①上下の唇の厚さを1㎜程度プラスする気持ちで、Aのリップライナーでややオーバーめにラインを引いて輪郭を整える。
Bのリップを唇の輪郭に沿って全体に直塗りし、しっかり発色させて。

儚げ顔さんは、下重心のアイメイクがポイント。キリっと濃いめメイクで秋気分を楽しんで♡

CanCam2024年10月号「秋顔は、濃い盛りメイクであか抜ける!」より
撮影/岡本 俊(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/河嶋 希(io) スタイリスト/杉本奈穂(KIND) モデル/小室安未(本誌専属) 構成/小嶋明恵 WEB構成/深澤 彩
◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。商品についての問い合わせ先は、こちらから。