山下美月、個性的な「靴下」に込めた深い意味。いちばん元気が出るキャラは…

※本記事はCanCam2024年7月号の内容を再構成しています。

「好きなキャラクターの靴下など多分30〜40足持ってます」

「私は好きな服がコロコロ変わります。前日に服を準備するタイプなんですけど、昨日までこの服がいちばんかわいいと思って準備しても、朝起きたら『なんか違う…』となって全部変えることもあり、毎朝大変です(笑)。服のテイストはその日に会う友達によって変えることも。最近はとしちゃん(加藤史帆)とよく遊ぶので、カジュアルなコーデが多いです。

2〜3年前はモノクロばかりでデニムをはくことも考えられなかったけれど、最近はカラフルな服も選ぶようになったし、色んなテイストを楽しんでいます。この夏は、リボンなど甘めのディテールが流行っているので、ちょっとガーリーなコーデがしたいな。

一方で靴下に関しては“変わった靴下好き”と乃木坂46のメンバーからツッコまれることもあるくらい個性的なデザインが好き。全然コレクター気質ではないのに、唯一と言っていいくらい家にたくさんあります。地方で買ったご当地靴下や、好きなキャラクターの靴下など多分30〜40足はあるんじゃないかなぁ。

最近のお気に入りは、おぱんちゅうさぎの靴下。はくといちばん元気がでます。服の色や会う人に合わせて靴下を選ぶこともあるけれど、ちゃんとしなきゃいけない日ほど、変なのをはいているかも(笑)。緊張したり、落ち込みそうなときに『私、変な靴下はいてるし』って気分転換になります。 

私の仕事は衣装が用意されていることが多いので、行き帰りの1時間くらいしか私服を着ないこともザラ。誰にも見られないなら脱ぎ着しやすいジャージでもいいと思うんですけど、それでも毎日、服や小物、アクセサリーまで選ぶのはささやかな抵抗というか、自分が自分であるために必要な行為なのかなと思っています」

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おぱんちゅうさぎの靴下をはいてるなんて、ギャップがすごい♡ ちゃんとしないといけない日ほど変な靴下をはく、ささやかな抵抗が美月らしくて良いですね!

CanCam2024年8月号「言いたいコトはやまやまですが。」より 撮影/花盛友里 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/Kanako モデル/山下美月(本誌専属) 構成/西村真樹 WEB構成/近藤舞緒