Z世代が使う飲み会新ワード、いくつ知ってる?
令和のZ世代は、「お酒離れ」「飲み会離れ」しているらしい説はあるけれど、やっぱり気心知れた相手との飲みの場は楽しいもの。ちゃんとZ世代の中では、「飲み会にまつわる新ワード」だって生まれています。
そこで、株式会社MERYが20歳以上のZ世代300人を対象に実施した「飲み会ワードに関するMERYアンケート」と、「MERY Z世代座談会 vol.1」の調査結果をもとに、Z世代の飲み会新ワードをご紹介。あなたはいくつ知っていますか?
飲み会新ワード①「KP」認知率:56.33%
【意味:乾杯】
「KP」というアルファベット2文字をみてもピンとこない人もいるかもしれませんが、実はこれ、ローマ字表記「Kan Pai」の頭文字をとったもので「乾杯」という意味だそう。少々DAIGOさん感ありますね。
例としては、ライブ配信者が「KP〜」といったのに対し、視聴者が「KP」とコメントして乾杯する場面が挙げられるそうです。確かに「KP」なら「乾杯」よりも早くコメントを打ち込めそうですよね。認知率が56.33%とかなり高いのは、小さい頃からネットに親しんでいるZ世代ならではかもしれません。
飲み会新ワード②「飲みべ」認知率:36%
【意味:飲みのモチベーション】
「飲みのモチベーション」。略して「飲みべ」。飲み会に誘うときなどに、相手の気分や飲める量を確認するために使われている言葉です。飲み会の出欠や飲む量を自由に選択できる今だからこそ需要のある言葉かもしれません。ただ、気軽に「飲みべある」と答えると「今日たくさん飲めるんだ!」と思われてしまうこともあるそうなので、使う時にはご注意。「飲みベ」の基準は人それぞれです!
飲み会新ワード③「チャン」認知率:30%
【意味:韓国語で「乾杯」】
「チャン」は韓国語で「乾杯」という意味。K-POPが好きそうな子と乾杯するときや、ちょっとおどけて乾杯したいときに使われているそう。K-POPアイドル推し界隈のあなた、ぜひ使ってみて!
飲み会新ワード④「オケオ」認知率:26%
【意味:カラオケでオールすること】
徹夜でカラオケをする「カラオケオール」を略して「オケオ」。「カラオケオール」の略称には他にも「オール」、「オケオール」、「徹カラ」などがありますが、時代とともに使われやすいワードは少しずつ変化。
●飲み会新ワード⑤「キセキ飲み」認知率:22%
【意味:GReeeeNの楽曲「キセキ」のMVの特定のシーンで飲むこと】
そんな「オケオ」の場や、二次会のサクッとカラオケは鉄板コース! 盛り上がる歌は欠かせませんが、2008年発売の楽曲「キセキ」が、発売から15年以上経った今もZ世代の間で愛されています。ちなみに「キセキ飲み」は、「キセキ」のMVに合わせてマイクを回しながら順番に歌っていき、画面におじいちゃんが登場したときに歌っていた人が飲む、というゲーム。何から何までかなり平成感強くないですか?
ちなみに、直接的に「飲み会ワード」というわけではありませんが、飲み会の場でも使われる新ワードもあわせてご紹介。知ってますか?
【番外編】新ワード「耐え」認知率:51%
【意味:乗り越えた】
座談会では「めっちゃ言う!」と参加メンバー全員が盛り上がったという「耐え」。かなり日常的に使われているワードみたいです。意味としては「乗り越えた」に近いもので、「今日のテストギリ耐えたわ〜」と言った使い方が挙げられたそうです。認知度も51%と高め。
【番外編】新ワード「シャバい」認知率:46.33%
【意味:微妙】
昔流行した「シャバい」が、昭和&平成レトロにハマっているZ世代によってまさかの復活。意味は「微妙」ですが、そんなマイナスなことでも少しポップに言いたいときに使われています。この感じだと、死語の代表選手「チョベリグ・チョベリバ」あたりも復活する可能性が…それはシャバい?
新しく生まれたワード、過去からやってきたワードなどさまざま。あなたの時代の「飲み会ワード」といえば、何ですか?
情報提供元/株式会社MERY