えっ、半数以上の人が“隠れ熱中症”の可能性大!?専門家に予防策を聞いてみた

続いて、20代から70代の全国の男女600名に「熱中症対策として実施していることは何ですか」と質問しました。

Q熱中症対策として実施していることは何ですか?あてはまるものを全て選択してください。(複数回答)(n=600)
こまめに水分補給をする 76.7%
暑い日は無理をしない 65.0%
日陰を選んで歩く 49.8%
日傘や帽子を使う 47.7%
住まいの風通しを良くする 46.3%
のどが渇く前に水分補給する 42.2%
涼しい場所に避難する 37.2%
大量に汗をかいた時は、水分+塩分補給する 33.7%
空調設備を利用する 33.3%
窓から差し込む日射を遮る 26.7%
ゆったりした衣服にする 26.2%
起床時、入浴前後に水分補給する 23.7%
毎日最高気温をチェックする 22.3%
天気予報を参考にして外出や行き先を考える 20.8%
襟元はゆるめて通気する 20.3%
1日あたり1.2リットルの水分を補給する 15.8%
吸汗・速乾素材や軽・涼スーツなどを着る 15.5%
打ち水をする 11.3%
外部の熱を断熱する 8.8%
炎天下ではふくしゃ熱を吸収する服を着る 6.5%

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「熱中症対策として実施していることは何ですか」と質問したところ、最も多くの人が実施しているのは「こまめに水分補給する」76.7%、次いで「暑い日は無理をしない」65.0%「日陰を選んで歩く」49.8%という結果になりました。

約8割もの人が、熱中症の対策として、水分をこまめに摂取することを心掛けていることがわかります。

 

「水を考えるプロジェクト」は、調査結果をもとに、医学博士で管理栄養士でもある井上正子先生に正しい熱中症対策や、水分摂取のタイミング、水分を選ぶ要素などの水分補給のポイントについて伺っていました。

■医学博士・管理栄養士の井上正子先生より解説
隠れ熱中症は、自分で気づいた時には、重症化していることが多いので、普段からの予防対策が重要です。まずは、水分補給をこまめに行いましょう。たとえ自覚がなくても、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)として呼気や皮膚から水分は失われています。

また、喉が渇いたと感じたら、既に脱水気味になっていることが多いので、喉が渇く前から水分補給をしたほうが良いでしょう。

汗とともに体内から失われるのが、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルや、代謝に不可欠な水溶性ビタミンのB群やCです。これらは、内臓や筋肉など体全体の機能を正常に保つ働きがあり、不足するとめまいや立ちくらみなどの発症につながります。水分に加えて、ミネラルやビタミンの補給もしっかりすることが大切です。
(注)水分摂取制限がある方は、医師に相談してください。

いかがでしたか? 隠れ熱中症にもならないように体調管理には気をつけていきましょう!! (かすみ まりな)

情報提供元:水を考えるプロジェクト

 

 

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