「人見知りの私に話しかけてくれて…」佐藤寛太&見上愛、話題の映画『不死身ラヴァーズ』を語る

佐藤寛太&見上愛、今話題のふたりがCanCam5月号に登場!

映画『くれなずめ』や『ちょっと思い出しただけ』など話題作を手がける、気鋭の監督・松居大悟氏の最新作『不死身ラヴァーズ』が公開!ということで、甲野じゅん役・佐藤寛太さん&長谷部りの役・見上愛さんがCanCam5月号に登場。CanCam世代の心をつかむエモーショナルな青春劇を話題のふたりが熱演しています。今回は特別に、5月号誌面の中からクロストークの一部をチラ見せします♪


憧れの松居監督作品は、新たな表現方法に気づく機会に

──今作『不死身ラヴァーズ』への出演が決まったときの気持ちは?

【見上】以前から松居さんの作品がすごく好きで。原作のマンガを読んだとき、青春物語に見えて人間の真髄を描くところに松居さんっぽさを感じたこともあり。いい化学反応が起きる予感もしたので、携われることができてうれしかったです。
【佐藤】この物語を選ぶところも松居監督っぽいよね。俺はいつか松居さんと一緒に仕事ができたらいいなと思って、DMを送ったことを覚えています。まさかそれをきっかけに現実になるなんて…。ご一緒できることも作品の仕上がりも楽しみでした。

──撮影中に監督に言われたことは?

【佐藤】ないんです。ありのまますぎて試写を観ながら悶えたくらい(笑)。ただどのシーンも1回でOKはほぼ出ませんでした。

【見上】わかる。6回ぐらいやり直したシーンもありました。でもカットがかかる度にどうしたかったのか聞いてくれて、松居さんの考えも話してくださって。

【佐藤】俺は全然何も言われなかったな。監督の感想は話してくれたけど、「なんでもう1回?」と思いながら演じていて。

【見上】人によって変えてるんだろうね。

【佐藤】うわ、面白い! 確かに、俺は何か言われると、それにずっと囚われちゃうもん。

【見上】でも特にプライベートな話もしてないから、本当に見て判断したんだと思う。

【佐藤】友達の兄ちゃんみたいで話しやすいと思ってたけど、全部バレてたとは(笑)。

【見上】現場も超和やかでね。映画では単独初主演だから自分が雰囲気作りしなきゃと気負っていたけど、最初からいい環境ができあがっていて。松居組の信頼できるスタッフだからというのもあると思うし、人見知りの私に、寛太くんが会った瞬間からすっごい勢いで話しかけてきて(笑)。

【佐藤】え、人見知りしてたんだ!

【見上】そうだったんだけど、特別なことをしなくても自然に現場ができあがる感じがして心地よかったです。

──作品の魅力や注目ポイントは?

【見上】主人公の全力さ! 何かをひっくり返せるほどの好きのまっすぐさがすごくて、観ると元気をもらえる作品です。でも、だんだん繊細になる感情の機微の変化も観ていて面白い部分だと思います。

【佐藤】圧倒的パワーや生感は、劇場で味わうからこそ特別になる気がします。そして恋する美しさや素晴らしさと、見方によっては溺れているというみじめさを残す松居節にも注目です。

──最近全力で向き合ったことは?

インタビューの続きは
CanCam2024年5月号をチェック!

佐藤寛太
1996年6月16日生まれ、福岡県出身。2015年に劇団EXILEに正式加入しデビュー。人気作『HiGH&LOW』シリーズをはじめ、昨年11月公開の映画『正欲』に出演するなど、オファーが絶えない実力派。4月には、ニッポン放送開局70周年記念公演『鴨川ホルモー、ワンスモア』に出演が決定。
見上 愛
2000年10月26日生まれ、東京都出身。2019年女優デビュー。以降、その唯一無二の存在感で主演ドラマ『往生際の意味を知れ!』など立て続けに出演。NHK大河ドラマ『光る君へ』が放送中。4月よりドラマ『RE:リベンジ〜欲望の果て〜』に出演予定。今話題作に欠かせない俳優のひとり。
映画『不死身ラヴァーズ』

配給:ポニーキャニオン/5月10日公開
『ちょっと思い出しただけ』の松居大悟監督が構想を10年練った渾身作。運命の相手と両想いになった瞬間、なぜか相手が世界から消えてしまうという不思議な出来事を繰り返す恋愛物語。全力でまっすぐな想いと「好き」が起こす奇跡の結末は必見!
©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 ©高木ユーナ/講談社
CanCam2024年5月号「佐藤寛太&見上愛「好き」が起こす奇跡」より
撮影/中川達也 スタイリスト/下山さつき(見上さん分)、平松正啓(Y’s C/佐藤さん分) ヘア&メイク/豊田健治(見上さん分)、Kohey(佐藤さん分) 構成/田中涼子 WEB構成/久保 葵