医療が発達した現代でも、血液は人工的にはつくれません。そのため、輸血が必要な人のために、多くの人の献血が必要なのです。昨年499万人の協力で、需要に見合った献血ができているものの、年代別でみると、20年代は平成11年度から、30年代は平成22年度から、献血者が減少傾向なのだそう。10代に関しても続落していたのですが、平成24年度から上昇傾向がみられるそう。
この裏には、“LOVE in Action プロジェクト”を始めとした広報展開の結果の現れと言われています。
“LOVE in Action プロジェクト”とは、献血がもっと身近なものになってほしいと「献血は、愛のアクション!」のもと、2009年から始動の献血推進プロジェクト。主に、若年層の献血推進を中心とした活動として、全国各地のイベントやラジオなどでアクションを続けています。
去る11日・12日には、6年間の活動の集大成として、東京・日本武道館で「LOVE in Action Meeting」という無料ライブも行われました。
そして、2015年1月1日(木)~2月28日(土)には、「平成27年はたちの献血キャンペーン」(日本赤十字社)として、フィギュアスケーターの羽生結弦さんがキャンペーンキャラクターに就任。
6月1日(月)、その羽生結弦さんを迎え、東京・品川プリンスホテルで開催した「羽生結弦選手と共にいのちと献血の大切を考えるイベント」では、献血にまつわるさまざまな話が行われました。