撮影前のメイクルームを覗き見したら、朝美容のヒントがたくさんあった!
本格的な乾燥シーズン到来! 一日中潤ったちゅるんと肌をキープする秘訣は、朝のスキンケアにあるらしい…! ということで、美のプロに朝美容のコツを聞いてみました。
今回は撮影前のメイクルームを覗き見! そこには、朝美容のヒントがたくさんありました!
今回ヘア&メイクを担当してくれたのは…
できることからトライしてみて!
「モデルさんがスタジオに到着してから撮影開始までのヘア&メイクタイムは平均で約1時間。最初の約20分間は、メイクではなく、スキンケアやマッサージをしています。なぜなら、メイクの土台となる素肌が整えばナチュラルメイクでも華やいで、モデルさんも自信をもって撮影に臨めるから。CanCam読者のみなさんは、今回紹介するすべてを実践する必要はありません。自分の肌悩みに合うものやできることからトライし、秋冬もかわいく過ごしてください」(林さん)
撮影前のスキンケアルーティン
STEP①まずはパッドでふき取り!
トナーパッドで全顔を優しくなでて、移動中に付着した肌表面の汚れをオフ。保湿効果もあるので、乾燥肌の人は朝洗顔をトナーパッドに替えるのも◎。
潤って毛穴の目立たない肌に。ふき取りの他、ローションマスクとしても使える。
STEP②美顔器を使ってコリをほぐす
美顔器のRFやEMSモードを使い、顔はもちろん、鎖骨まで滑らせるのがコツ。美顔器がない場合はリンパが溜まりやすい頰骨の下や耳の手前、あご下、鎖骨周辺を指でプッシュして。
4つのモードに8機能を搭載したマルチ美顔器。防水機能があり、お風呂の中やスチーマーを浴びながらも使える。
STEP③シートマスク&スチーマーでディープに保湿!
複数のシートマスクを常備し、個々の肌状態に合わせて使い分け。シートマスクをしながらスチーマーを5分間ほど当てると、温熱効果でさらにコンディションが整うように。
肌悩み別おすすめシートマスクはこれ!
毛穴対策に
ビタミンB&Cをリッチに配合。クリアな毛穴レス肌に。
透明感アップ
汚れを吸着しながら保湿する備長炭ブラックマスクで、レベチの透明感。
ディープな乾燥に
敏感に傾きがちな肌もふっくら!
STEP④むくみは炭酸ミスト&頭皮マッサージでOFF
炭酸には血行促進効果があり、むくみオフに活躍。顔のたるみは頭皮のむくみから起きている可能性が高め。頭皮マッサージをして小顔&リフトアップ!
毛穴よりも小さい高濃度の炭酸入り化粧水ミスト。8秒間ふきつけるだけで、すっきりシャープに!
ハンドマッサージでも効果的♪
頭皮マッサージと心地いい刺激のEMS機能の合わせ技で、引き締まった小顔に。
STEP⑤化粧水はコットンでなじませる
キメの奥まで化粧水が浸透しやすいのがコットンづけの特徴。けれども、こすってしまうと肌あれの原因・摩擦が起きがち。たっぷり含ませ、優しくなでるようになじませて。
コットンから滴り落ちるくらいたっぷり含ませる!
おすすめローションはコレ!
肌が敏感に傾いたときや寝坊したときにはコレ!
ジェル状美容液。シンプルケアで済ませたいときは、洗顔後や化粧水後にコレだけ。
STEP⑥美容液を顔全体に
2〜3プッシュ分の保湿美容液を手のひらにとり、全顔になじませる。乾燥しやすい部分がある人は、多めに塗ったり重ね塗りを。
ゆらぎやすい肌質でもハリ、ツヤ、透明感の高い肌を目指せる。
STEP⑦乳液とクリームで密封
クリームや乳液に含まれる油分には、肌の水分を保つ働きがあり、乾燥しやすい秋冬の強い味方。オイリー肌は乳液を。乾燥肌はクリームを。乾燥具合に合わせてブレンドしてもOK!
STEP⑧ローションでなじませる
乳液とクリームがなじんだ後、化粧水を含ませたコットンで顔全体を優しくたたき込むのが林さん流。余分な油分のオフ&水分チャージができ、メイクがベタつく心配がなくなります。
完成!
その後メイクするとこんなにツヤツヤ!
取り入れられそうなものから、ぜひトライしてみて
プロが行う撮影前のスキンケアテクニック、勝負デイにぜひ実践してみて!
撮影/佐藤俊斗(人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/林由香里 スタイリスト/川瀬英里奈 モデル/小室安未(本誌専属) デザイン/野村ほのこ(Beeworks) 構成/北川真澄 WEB構成/齋藤奈々 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。