ライター後藤です。「好きな食べ物TOP3は何ですか？」と聞かれたとき、間違いなく入ってくるのが「生牡蠣」です（あとふたつは寿司とラーメン）。
が、しかし。ひとつネックがあります。寿司とラーメンは「あ、食べたい」とふと思ったときにパッとひとりで入れるお店がそこそこありますが、「生牡蠣」はそれがなかなか難しいのです。いえ、オイスターバーにひとりでサッと入ればいい話なのですが、なんとなく「ひとりで行って生牡蠣とお酒だけ食べて出てくるって、そんな使い方していいのかしら…」と若干勇気が出ず悩みがち。
そんな私の前に救世主が現れました。
東京・銀座にある「ひろしまブランドショップTAU」です。いわゆるアンテナショップです。アンテナショップ大好きなので、毎月どこかしら数か所はアンテナショップに行ってるんですが、その中でも訪れる頻度が高いのが「北海道、秋田、宮城、広島、沖縄」のもの。
そんな広島のアンテナショップに、なんと、あったんです。
生牡蠣とお酒をパッとたしなめる場所。
最高か？
私が行った日もおひとりさま女子が次々やってきて、みんな生牡蠣と酒をパッとたしなんでサッと帰っている、完全なる「生牡蠣好き同胞のつどい」的な場所になっていました。
しかも、私が生牡蠣にハマったのは約10年前、広島でのこと。それまで牡蠣は好きでも嫌いでもないポジションだったのですが、広島でなんとなく入った牡蠣料理屋で「こんな美味いものがあるのか」と突然開眼。
ちょうどそのタイミングで、当時推していた男性グループが活動休止期間に入り、暇を持て余した私はオタク友達と毎週のようにオイスターバーに行きまくり、「推しの牡蠣6個セットとお酒だけ頼んで時を過ごす」というストイックな生牡蠣推し生活をしていたことがあります。あのとき「今何推してるの？」と聞かれたら「生牡蠣」と答えてたレベル。毎週末の現場、牡蠣屋。
そんな推しに落ちた現場（？）・広島の生牡蠣がものすごく手軽に食べられる場所が、突然広島のアンテナショップ「ひろしまCAFE」内に出現していました。いつもキング軒の汁なし担担麺を食べられる場所として認識していた場所がいつのまにオイスターバーに…。
牡蠣は左から「塩田熟成かき（クレールオイスター）」「惑香（まどか）」「惑香6カ月育成物」でもちろんすべて広島産。全部濃厚で美味しいんですが、強いて頑張って感想をつけるなら、左から「クセがなく初心者向け」「めっちゃ濃厚」「比較的さっぱり美味しい」という感じ。個人的1推しは「惑香」です。
お酒も牡蠣に合う日本酒が5種、合うワインが2種にノンアルコールとして広島レモンスカッシュを取り揃え。
「牡蠣に合う日本酒どれですか…」とつい聞いてしまいましたが全部合うので完全に好みで選べます。私は「お米の旨味豊かでキレの良い爽やかなお酒」という説明文に惹かれて「瑞冠」をセレクト。めっちゃ合います、美味しいです。
さらに、生牡蠣を頼んだ人1日先着30名限定でまた別の「牡蠣に合う日本酒」の試飲をやっているらしく、別途ミニカップでいただきました。これもうまい。
そして生牡蠣あるある「生牡蠣だけだと結構お腹が空く問題」があるんですが、しっかりばっちりおなかにたまる「カキフライ（150円）」や、シメにおすすめな「かきおむすび（250円）」もあるのでシメまでいけます。
牡蠣の炊き込みごはんと、おそらく私が大好きな牡蠣醤油の味付け海苔で構成されたかきおむすび。めちゃめちゃ美味しい。これもずっと売ってほしい。
牡蠣飲みが楽しくなりすぎて、試飲させてもらった日本酒（牡蠣に合う酒 爽快）と牡蠣にまつわるおつまみを購入して帰宅。
調べたところどうやら期間＆曜日限定で、残るは12/22〜24のみとのことなんですが、本当にあまりに最高の場所。延長してくれたら通い詰めるので、期間限定とは言わずずっとやってください！ よろしくお願いします！
