高校時代に”美術の成績:2”の女だって、エモい写真を撮りたいの。
…突然の自分語り失礼します。でもこんな風に「センスにはそんなに自信がないけれど、いい感じの写真を撮ってみたい…」と思っている方、いらっしゃいませんか?
そこで私、大変安直ながら「子どもも楽しめる 安い エモいカメラ」と検索をかけてみました。すると出合ったんです…”トイカメラ”というものに。
噂によると「あえての画質の低さで、雰囲気が出る」「モニターがないから、偶然撮れた写真を楽しめる」らしい。……何それ、気になる。ということで、Be Realのような「偶然性」と「リアル」が流行る今、ずばり「次、来そうな”トイカメラ”」をご紹介します♪
この記事を特にオススメする方
・スマホ以外のカメラに挑戦してみたい方
・難しいことはわからない…簡単な操作が良い方
・どこにでも持ち歩きたい。軽くて小さいフォルムをお求めの方
・5000円くらいで、気軽に始めたい方
・スマホやPCにデータ転送をしたい方
思い立ったら即、購入
今回購入したのは、Kenko Tokina社の「PieniⅡ」です。
「トイカメラ」と検索すると一緒に「どこに売ってる」って出てくるのですが…私は驚安の殿堂・ドン・キホーテでゲット。11月初旬の銀座本館では、かなり目立つところ&レジ前にもありましたよ!
気になるお値段は…公式サイトで4,881円。一般的にフィルムカメラは1万円以上+フィルム代、デジカメは5万円などとかかかるので、それと比べれば気軽に手に取ることができますよ♪
かわいすぎるフォルム
こちらの商品、カラバリ豊富で【グレー・ミント・ピーチ・オレンジ】の4色展開。私が買ったのは「オレンジ」ですが、どれもパステル系の色味で、とってもかわいい♡こんな風にモノトーンコーデの差し色にもなります。
そして何より、小さくて軽~い! 重量は、なんと驚きの18グラムです。ネックストラップ(取り外し可)が付いているのですが、首から下げていることを忘れちゃうくらい。レンズの扱いにさえ注意すれば、小さなバッグでもスッと収納できちゃいます♪
思わぬところに落とし穴
よし、早速カメラLIFEのスタート♡…いや、ちょっと待って!!
このカメラ、別売の「micro SDカード」、もしくは「micro SDHCカード」が必要なんです!!PC転送をお求めなら、SDカードと互換性のある「アダプタ付」がオススメです。
そして、大きな容量のSDHCカードを挿入すると、故障の原因に。「16GB以下」のものを購入するようにしましょう!
いざ撮影!!!正直レビュー
さあ、必要なものが揃いました。
いざ! いざ!!! 起動の瞬間です。どきどき…。
開封してみると、PieniⅡには「2つのボタン」があることがわかります。それぞれの名称は、以下のとおり。
すっごく簡単じゃないですか?ということで、とりあえず近くにあるものを撮ってみました。
おお~~、いい感じにエモいです!ザラザラしていているけど、のっぺりもしている感じ。油絵のようなあたたかい質感、と言ったら伝わるでしょうか?これは楽しいかも。ちなみに、画質が荒めのこのカメラ。文字を撮るとどうなるんでしょうか…?
うわ~~良い!良い!!!この楽譜、自分のものなんだけど自分のものじゃないみたい、おしゃれなMVに出てくるみたいな写真になりました♡
……すっかりハマりました。私、スーパーインドアなんですが、思わず外へ出たくなりました。
普段の自分は絶対撮らないような、壁を撮っています。楽しい。そしてここで、iPhoneカメラの写真と比べてみましょう。
最近のスマホ内蔵カメラは、何といっても画質が良いですよね。だからこそ、少しピンボケしたような、色も少し褪せたような、そんな写真に惹かれるのかもしれません……楽しい(本日3回目)。カメラのために外出する気持ちが、わかり始めました。
ちなみにPieniⅡ、背面がマグネットになっています。だから、冷蔵庫なんかにピタっと貼り付いちゃいます。動画や音声を撮影する際や、おしゃれに飾っておきたいとき便利かもしれません♡
らくらく転送・らくらく充電
撮影したデータは…microSD(HC)カードを、PCなどの媒体に挿入するだけ。簡単に転送できちゃいますよ♪
そして気になる充電ですが…付属のUSBケーブルで繋げば、およそ35分でフル充電。撮影以外の操作も、とっても簡単なんです!
これは買い!!
操作が簡単、重さはたったの18グラム、フォルムもかわいい、そして5000円以下でノスタルジックな写真を撮れてしまう…。そんな「トイカメラ」、さらに人気が高まる予感がぷんぷんします。皆さんも一緒にカメラデビュー、してみませんか?(筒渕朱音)