毎日お風呂に入ると人間関係が良好に!? 生活と入浴の関係をお風呂博士が解説【バスクリン広報のお風呂術3】

Q よく眠れるようになるために、日中できることはありますか?

A “睡眠圧”を高める必要があります。
「『睡眠圧』とは、長い時間覚醒したときに睡眠を引き起こす駆動力のこと。つまり、日中どれだけ睡眠に効果的な活動をできるかが重要です。精神的にも、肉体的にもしっかりと覚醒することが大事。PCスーツ(血流を促進し疲労を軽減してくれるインナーウェア)などを取り入れて活動するのもよいでしょう。また、睡眠は脳を休める役割もあるので、日中は肉体的活動だけでなく、頭をしっかり使うのも、よりよい睡眠の手助けをしてくれます」(石川さん)

 

Q 食事はお風呂に入る前、入った後、どちらにとればいいのでしょうか?

A しっかり食べたいならお風呂の前、控えたいならお風呂の後がおすすめです。
「お風呂に入った後は、食欲があまりわかないようになっています。ですので、しっかりとりたければお風呂に入る前にしましょう。ただ、もしやせたいなどの理由で食事量を減らしたいのであれば、お風呂から出た後がいいと思います」(石川さん)

 

Q あまり温まらないしょうが湯があるって本当ですか?

A 産地や栽培方法によって、効き目は異なります。
「『ジンゲロール』を加工してできる『ショウガオール』という成分が、身体に作用して血流を高めたり体を温めてくれています。これらの成分が多く入っていないと効果は期待できません。『ジンゲロール』の含有量は産地や栽培方法によって異なり『ショウガオール』の量は加工方法によって異なります。残念ながらすべてのしょうがに効果があるという訳ではがないのです。また見た目ではその違いはわかりませんが、辛いほどその成分が多く含まれていています。辛いしょうが湯が効果的だと言えます」(石川さん)