リカちゃんのパパとママがリニューアル！初代～6代目ママの変貌に驚き！

まずは、ママから！　リカちゃんが誕生したのが、1967年（昭和42年）。そのの2年後にママが登場しました。ママ、こんなに変わっていたんですね！

ところで、3代目のママがはいているのは、ガウチョパンツでは？　ファッションデザイナーだけあって、リカちゃんのママは、そのときどきの時代の流行ファッションを身につけていたようです。

（写真左から順に）
【初代】1969年（昭和44年）「やさしいママ」
ファッションデザイナーという時代の先端を行く「ワーキングウーマン」という設定で登場。当時流行のアップスタイルで、かっこいい落ち着きのある女性を表現！

【2代目】1979年（昭和54年）「NEW ママ」
「家事万能」を理想としていた時代のママ。目が少し垂れ目気味で、髪は下ろしてカールヘアになり、やさしい雰囲気になりました。

【3代目】1985年（昭和60年）「フレッシュママ」
強くてたくましい母から、若くて美しい母が子どもたちの理想に。これまでのイメージを一新し、明るい髪色＆大きくパッチリの目、かわいらしい雰囲気のママです。

【4代目】1993年（平成5年）「ハッピースマイルママ」
母親であってもいつまでも美しくあろうとする女性を表現。細面となり、美しさと共に凛とした強さを感じさせる、大人の女性のイメージに変化。服装はきちんと系に。

【5代目】2001年（平成13年）「サンシャインママ」
身長が約2.5cm伸びて、スタイルアップ！　しかも、口元から白い歯がのぞく笑顔も印象的。「友達感覚の母娘像」を反映し、丸顔で親子で似た顔立ちに。

さて一方のパパはというと、登場は1989年。高度成長期の働く日本の父親像から、週休二日制の導入などによる「マイホームパパ」の登場が背景にあったようです。余談ですが、リカちゃん発売後、しばらく「行方不明」という設定で不在だったそう……。無事見つかってよかったです。