WI たくさん女性がいらっしゃいましたが、トークをしつつ、今日も好みの方を探されたりとかされていましたか?
村本 あのね……4人いました。だから撮っていたビデオを後で見直していただいたらわかると思うんですけど、その方向、極力多めに向いてると思います(笑)。
WI 今日は相方の中川パラダイスさんがいらっしゃいませんでしたが、一緒ではなくて残念ですね。
村本 まぁ、相方もいるとそっちも気にしなくちゃいけないので、サイドカー切り離した分、スピード出せましたね。
WI そういえば、2015年のよしもと男前ランキングで2位でしたね。ご自身の最大の魅力ってどこにあると思いますか?
村本 “身のほど知らずなところ”じゃないですかね。「誰が男前っていっとんねん」って自分でも思いますし(笑)。
WI 映画『at Home』(5月26日公開)についてお聞きします。村本さんは、どんな役柄ですか?
村本 松雪泰子さんに結婚詐欺をする役です。
WI 実際の村本さんと近い部分はありましたか?
村本 ……ありましたね(笑)。結婚したいって夢をお持ちの方の前で、結婚詐欺するというので、ややこしい気持ちにはなりましたけど、好きにしゃべれて、変に演じることもなく、やれました。でも映画って難しいですよね。
WI どんな点が難しかったですか?
村本 映画の後半のほうで、僕が寝たまま動いちゃいけないシーンがあるんですけど、それね、お昼ご飯をはさんだ後の撮影で、めちゃ眠たくなってしまって、一回本気で寝てしまったんです。どうやら松雪さんが話してるときに、僕が思い切り寝返り打ってたみたいで、後で監督に「君、思い切り寝返りうってたよ」と、めっちゃ怒られましたね。映画って難しいな、と(笑)。
WI それは難しいというか、ハプニングに近いですね。舞台挨拶でも何かあったとお聞きしていますが……。
村本 沖縄映画祭で舞台挨拶してきたんですけど、僕が挨拶のトップバッターだったんですよ。“ラフ&ピース”ってテーマで映画祭をやっていて、僕はそのTシャツを着ていたんですけど、司会の方に「自己紹介をお願いします」と言われて、「“ラフ&ピース”のラフ(笑う=laugh)と言いましても、こっちのラフ(服装がラフ=roughという意味)なんですけどね。どうも村本です」みたいなノリで言ったんです。でも他の人が、「どうも、○○役の○○です」って挨拶してて、僕だけ『笑点』みたいな挨拶で、恥ずかしいことはありました(笑)。知らない世界ってことで、ひとつ経験できてよかったですけどね。