【レベル:1】教材やアプリを使って、短い文からインプットを始めましょう
英語の文法の基本は、中学で習うレベルでおおむねカバーができるので、あらためて勉強したい人は、中学生レベルの短いフレーズを覚えることからスタート。
ただし、文法や単語を目で覚えるのでは効率的ではない上に、三日坊主になる恐れが。ネイティブの発音を聴く、マネして声に出すなど、耳からもインプットすれば、習得のスピードがぐっと早くなります。
教材を選ぶときは、CD付きを。スマホのアプリを使う場合も、自分の発音が採点されるものなど、スピーキングを練習できるタイプがおすすめです。
【レベル:2】少し長めの音声を聞いて、表現の幅を広げましょう
英語力をよりレベルアップするためには、日常的にどれだけ英語に触れるかが勝負。
平日は、通勤時間をリスニングにあてる……など決めれば、習慣化しやすくなります。そのとき、音声を聴きながら、英文を目でも追って内容を理解すると◎。自宅でも、数分~30分程度でいいので、学習時間を確保しましょう。
「この本を1か月で読む」と目標を決めて、何日までにどの章までを進めるかスケジュールを立てて進めて、実行できた分を手帳などに記録していけば、モチベーションもアップ!
【レベル:3】映画やドラマ、ニュースなど、生の英語にどんどん触れましょう
さらに、使える英語にするためには、ネイティブのスピードや言い回し、音と音のつながりなどに慣れる必要があります。
映画やドラマ、ニュースなど、ネイティブ向けの音声で、生の英語のシャワーをたっぷり浴びましょう!
字幕は英語、あるいは字幕なしで観るのがおすすめ。好きなシーンだけを繰り返し観て、知らない単語を調べたり、難しい発音を練習するとより効果的です。
谷口さんいわく、英語学習をする際、“ゴールのないマラソン”にならないために、できるだけ具体的に「いつまでに、どうなるか」という目標を立てることが大切だそう。
さらに、「英語でコミュニケーションをとれるようになりたければ、教材を読む、聴く、問題を解くなどの独学だけでは不充分。英語学校に通う、英会話カフェに参加するなど、アウトプットの機会も増やしましょう」とのこと。
これでぐんと会話力が身につきます。グローバル化の波に乗り遅れないためにも、始めるならいまです!(さとうのりこ)
<連載「英語でなんて言う?」で、生きた英語を学びましょう!>
★1回目→ 「よっこいしょ」を英語で言うと?
★2回目→ LINEなどの「既読スルー」って言葉、アメリカにある?
★3回目→ 「合コン」って言葉、アメリカにもあるの?
★4回目→ 「婚活」ってアメリカでも流行っているの?
★5回目→ 卒業式に「第2ボタン」ください、って言うの?
★6回目→ 「着回し」って言葉、英語で言うと?
★7回目→ ネット用語の「炎上」って言葉、アメリカにもある?
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