はじめに
趣味に仕事に人間関係に…結婚にこだわらない、という選択肢も広がっている現代。一方、マッチングアプリや婚活パーティ、結婚相談所を通じて真剣に”婚活”している方も多いですよね♡
そこで今日は、株式会社ネクストレベルが20-60代の既婚男女330人を対象に行ったアンケート結果から、「幸せな生活に、必要なもの」を考えてみましょう♪
いま、幸せですか?
「とても幸せ」「幸せ」が合わせて72.2%と、”幸せだ”とした方が7割を超える結果に♡お互いの拠り所になったり、ときに良いライバルになったり…良い関係を築けている方が多いようです。
幸福度に、〇〇は影響するの?
つづいて、「出会い方」「結婚期間」「世帯年収」の3つの要素が”幸福度”に関係するのか見ていきましょう!
■出会い方は、大きく影響しない
オレンジが「今、幸せ」と答えた方、青が「今、幸せではない」と答えた方です。オレンジも青もほぼ同じような結果を描いているので、出会い方は幸福度に大きく影響はしないのではないでしょうか?
多かったのは、「職場や取引先」「友人、知人、親族の紹介」「学校、バイト」というように、日常生活を通じて自然に出会ったというもの。お相手の素の状態を見られるからこそ将来を想像したり、惹かれたりするのかもしれませんね♡
■結婚期間。5年目に要注意!
基本的に「今、幸せ」「今、幸せではない」の2つに大きな偏りはなく、結婚期間は幸福度に大きな影響は与えないと言えるでしょう。ただ…5年目の結果にご注目ください。「幸せ」とした方が3.9%だったのに対して「幸せではない」とした方が16.1%と、急増しているんです。
もちろん330名のなかでの人数の割り振りなど、色々な要素は加味されますが、5年目には要注意。
■「幸せ」と回答の6割が、世帯年収500万円以上
上のグラフを見ると「今、幸せではない」とした方が「世帯年収300万円未満」にかなり集まっていて、一方「今、幸せ」とした方の6割以上が「世帯年収500万円以上」に集まっていますね。日本人の年収中央値が366万円であることを考えると、平均よりも高い水準の生活を求める方が多いようです。お金がすべて、ではないですが、精神的なゆとりや良好な関係を保つための要素として「お金」が関わっているのかもしれません。
「パートナーと似ている〇〇」で、幸せを感じる
パートナーと似ている!と感じるところを聞いてみると…
こんな結果に!それでは声をいくつか聞いてみましょう♪
■価値観が似ていると…
- 基本的に同じ感覚を持っていて、どちらも自分のことを主張しすぎない性格なので、一緒にいても疲れずに過ごせる。 (40代男性)
- 価値観が似ているので例え喧嘩をしても長引くことがなく、翌日には何事もなかったように仲直りをするのが早い。 (30代男性)
- 良い・悪いの価値観が似ている事で、喧嘩をしても話し合いでお互い納得のいく解決策が見つかります。 (20代女性)
■金銭感覚が似ていると…
- 二人とも無駄遣いしない、節約志向と金銭感覚が同じなので、お金に関してストレスが溜まりません。 (30代男性)
- 金銭感覚や価値観が同じなので、買い物や外食などの際、あまり考えなくても意見が合うので気を使わなくても良い。 (40代女性)
- 金銭感覚や食の好みが似ている。 だからこそ、付き合っていた時から揉める機会が少なかった。 (20代女性)
家や車、教育費といった大きな買い物から、日々の食事まで、お金のやりくりを阿吽の呼吸でできるのは、たしかに素敵です♡
ぶっちゃけ…幸せに一番必要なものって何ですか?
ここまで「金銭感覚が合うと良いよね」だとか「出会い方って、実は幸福度にあまり関係ないんだ!」だとか見てきましたが…ぶっちゃけ、「幸せに一番必要なもの」って何なんでしょう?
こんな結果になりました!男女とも「健康」「経済的な余裕」がツートップです。
3位以降は男女別で違った結果となり、特に目立つのは…男性だと「配偶者の存在」を重要視しがちで、女性では「配偶者との価値観の共有」を重要視しがち、ということでしょうか?それでは最後に、それぞれの声を聞いていきましょう♪
■健康が、一番大事
- 健康でなければ、いくらお金があっても、どんなに良いところに住んでいても、辛いと感じてしまうから。 (20代男性)
- なによりも自分が健康でいなければ、他のものもすべて手に入らないと思うから。 (20代女性)
■経済的な余裕が、一番大事
- 何をするにもお金がかかるし、お金がないと気持ち的に余裕がなくなるから。 (30代男性)
- 常にお金の使い方で揉めて、喧嘩をしているから。 (40代男性)
- お金があれば、住居も趣味も子供の有無も、選択肢が広がるから。 (30代女性)
■配偶者の存在が、一番大事
- やはり妻がいないと何をしても幸せと思わないからです。 (40代男性)
- ふとした瞬間に、側にいてくれる存在はどんな状況でも幸せにしてくれるんだなと思います。 孤独感がなくなります。 (30代男性)
■配偶者の理解、価値観の共有、が一番大事
- 一番身近な存在だけに理解したいし理解して欲しいと思っています。 その価値観が共有できればケンカも少なく幸せだと感じます。 (40代女性)
- 自身を受け入れてくれているという安心感が幸せにつながると思うから。 (20代女性)
おわりに
「幸せ」の捉え方は人それぞれですが、この記事が今の環境を見つめ直すきっかけになったり、将来を考えるきっかけになったりすれば幸いです。(筒渕朱音)
情報提供元/株式会社ネクストレベル 写真/(c)Shutterstock.com